先の台風で亡くられた方々のご冥福と被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

私の所は幸い、何ら被害はありませんでした。

 

知り合いに連絡をしても皆無事で、安堵した夜のラグビー・ワールドカップでは日本チームが躍進する姿を観て盛り上がりました。

 

 

しかし、翌日のニュースから災害のあまりの大きさを知るところとなり、またその場所は私がルーツを調べる為に立ち寄った場所でもあることに胸が痛み、ブログの更新に気持ちが向きませんでした。

 

ラグビーと同様、困難に見舞われても決して諦めることなく、立ち直って欲しいと思います。

 

 

この台風被害の前の日に、宮城県気仙沼の方から旬の秋刀魚が送られてきました。

 

今年は、秋刀魚漁は不漁で、ようやく水揚げされたものを届けて下さったのです。

 

本当に今も続く「」、有難いことです。

 

その方とのご縁は、東日本大震災の時に始まります。

 

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お金も時間も何もない私が、何かの役に立ちたいとの思いから一人で、岩手県から福島県の被災地の避難所をまわりました。

 

そこで被災者支援をされていた方から、小学生の為にイベントを依頼して下さったのです。

 

そのイベントは、企業の支援や地元の学生リーダーの高校生と子供たちの親御さんの協力で無事に行うことが出来ました。

 

その当時の小学生であった子供たちは高校生になっていて、きっと今回の災害で被災された人たちの力となっているものと思います。

 

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個々が出来ることを協力し合って、頑張っていきましょう。

 

そして、今日の天皇御即位に対して、心からお祝い申し上げます。

 

 

即位の礼が行われるまで、天候は風雨に見舞われて最悪な日和でした。

 

    大阪府・ 阿倍王子神社

 

私は、自身が大阪の安倍晴明神社阿倍王子神社や、宮城県の塩竃神社に参拝した時に荒れ模様だった天候が、神社に着いたとたん晴れ上がったこともあり、「雨よ上がれ」と願っていました。

 

      宮城県・鹽竈神社

 

多くの国民が私と同じ気持ちであったと思います。

 

子を思う親として生前退位された上皇后様は、特に心配していたことでしょう。

 

こうしたお気持ちが海外の要人をお迎えする皇室の中で、ただお一人だけ頭を下げていた上皇后美智子様のお姿に表れていたように思えます。

 

またその行為は、礼節の本当の在り方をお示しになっていた様に思え、とても印象的でした。

 

 

そして、即位礼正殿の儀が始まると、国民の願いが日本の神々に届いた様で、報道の通り雨は降り止み、空には青空が広がりました。、

 

やはり、天皇陛下は見えない力に守られていると私は思います。

 

 

このおめでたい日に力を下さった神々へ、お礼にと近くの出雲大社(相模分社)へ参拝に向かいました。

 

   神奈川県・出雲大社(相模分社)

 

おめでたい日の為、御執印には紅白のお餅付きでした。

 

 

出雲大社(相模分社)へ向かう途中、灰色の雲間に見える青空には、天皇御即位をお祝いするかの様に鳳凰のような雲とが現れていました。

 

 

私と同じように感じた人なのか、沿道に車を止めて、その雲をスマホで撮っている方がおられました。

 

ブログに載せた写真では分かりにくいのですが、実際はその雲だけしっかりと形になっていて、明らかに違和感というか、存在感というか、不思議な感じを受けるでした。

 

そして、大日堂(大日如来)と阿夫利神社(大山寺)が鎮座する大山の裾野から、湘南江の島方面に繋がるようなの架け橋が出現!

 

こちらも、多くの人々が車を止めて写真を撮られていました。

 

 

天皇陛下が述べられた「国民叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好平和人類の福祉繁栄に寄与することを切に希望致します。」とのお言葉が示すように、日本人として生まれたことの使命がそこにあるように思います。

 

 

22日の当日、富士山では初冠雪が確認されました。

 

そして翌の23日には、祓い清められたかの様な青空の中に、白い衣を纏った霊峰・富士山が浮かんでいました。

 

      地元から見える富士山

 

令和の時代、古来より繰り返される一部の人間の私欲によって、罪なき者が絶望的な思いに駆られる事のない世の中であるように願うばかりです。

 

 

力を合わせ、悲しみ少なく笑顔が多いい社会へ。

 

 

一人は皆の為に、皆は一人の為に。

     (one for all ,all for one