ヒトリゴト

母が他界して、今日で一年経ちました。


一年前の今日は、ぽかぽか陽気の晴れた空の下、桜が満開。

あまりにもわたしの心とちがっていて恨めしく感じ、これからは桜を見るたびに暗い気持ちになるのだろうかと憂鬱でした。


でも。

もし人生最後の日を選べるのなら、こんな桜咲き誇る中を送ってもらえたら幸せだなと思って。

だから今は桜に感謝の気持ちでいっぱいです。

満開の桜の中に母の笑顔が見える気がします。


時々どうしようもなく落ちてしまう日もあるけれど、不思議と母を身近に感じていられてて、いつも温かい安心感があります。

なんだろう、これ。

「心の中で生きている」ということなのでしょうか。






今朝は、すーと一緒に実家にお花を供えに行ってきました。

すーが時々誰もいないほうを向いて笑ったり、手を伸ばして抱っこを求める仕草をしたりするたびに、わたしには見えない何かが見えているのかなとドキッとします。

すーちゃん、ばぁばがそばに来てくれているならママにも教えてほしいな。

ばぁばが何て言ってるか、ママに教えて。