あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始は実家へ帰り、いつも通りのお正月を過ごしました。
脱毛が始まってから家族とは3回ほど会う機会があって、図らずも経過を少しずつ見せてきたのだけど、今回は、とにかく元気復活!した姿を見せられたのが嬉しかったことかな。
10月に出張ついでに実家へ寄ったとき、帰り際に母からメモを渡された。
渡されたとき、あちゃーと思った。
わたしがこの世で一番弱いのが母の手紙。
短い文章の中にこんな一文が。
「子供のとき◯◯(弟)にばかり手をかけて、ようをほったらかしにしてたのがいけなかったのかな。ごめんね。母親失格だと反省しています」
あほかー!!!
脱毛にそれ全然関係ないから!
医学的にも迷信的にも!
ていうか、わたしほったらかしにされたなんて思ってないですから!
どうしよう。母は頭がいいと思ってたのに、本当に年々あほになってるよ
もう電車の中で泣いたよね。
申し訳ないような悲しいような嬉しいような、言葉で言い表せないあの気持ち、何なんでしょう。
あのとき以来一度もメモは見返せてない。
そして返事を書いたり電話すればいいのに、なぜかできない。スルーして放置。
いまだにに独り身で、娘らしいこと何もできてない自分がただでさえ不甲斐ないのに、頭もはげて、どんだけ心配させれば気がすむのか。
これは何年か前に渡された紙↓
たいがい広告の切れ端30代半ばまでは、結婚結婚とうるさかった母(ごく普通のことよね)。でもいまは、(たぶん)聞きたいのをこらえて何も言わないでくれる。
一人なんだから一人で食ってくしかないのは当たり前。全然威張れることじゃない。
でもわたしがどこかで気を張って生きてるのを、気づいてくれてた。
これは財布にいつも入れている宝物
今回は帰った日の夜に、10月の手紙のことにはふれなかったけど、頭のこといろいろ話した。
ブログでお仲間さんと交流したりして、わたしはひとりじゃないこと、ウィッグにも慣れて機嫌よく過ごしてること。
親にとっては、子が元気に楽しく生きてることが一番の親孝行だよね、と自分に言い聞かせたお正月でした。
いっぱい泣いた2016年。今年はいっぱい笑おう。