移植について | みぃ(’-’*)♪肺移植した肺高血圧症患者♪

みぃ(’-’*)♪肺移植した肺高血圧症患者♪

ネガティブな肺高血圧症患者です(・_・)
2020年に脳死両肺移植をしました☆思ってる事を正直に書いてます。

このブログを書けば叩かれたりするんだろうなぁと思いながら正直な気持ちを書こうと決めました。  

今回の入院は凄くツラいです。熱が下がらなくて苦しい時は死も覚悟した程です。今の主治医の前では初めて不安になって泣いた気がします。「先生、私死ぬのかな?」聞かずにはいられなかった…

そして、その時に頭に浮かんだ事は「移植してれば良かった」でした。

私は脳死移植登録をしてから10年くらい経ちました。
今までは、きっかけがなかったり勇気がなかったりで手術にまで至りませんでした。

フローランや皮下注で騙し騙しきていたのかもしれません。

しかし今の現状
※感染が多くて血管が無くなってきている
血管が無くなると移植対象から外れる
※感染の度に抗生剤を使っているので効かない抗生剤が増えていく
使えるのがなくなれば移植対象から外れるそうです。

循環器科の先生には「10年先って考えたら移植をするべきかな」
と言われました。

きっとこのブログを見た方には「移植できるだけいいじゃん!とか、こんな人が脳死移植するなんてありえない!」など思うところがあるはずです。

私が移植をしたら漠然に思う事は「生きたい」としか思えないかもしれません。

今まで仕事もした、結婚もできた、旅行とかも行けた。
移植後に何をしたいかって聞かれたら答えようがなくて…。
子供は移植前も後もダメと言われたので希望は捨てて生きてきました。

この先、生きる道ができたら私は何をしたいのか。
その目標がないと移植にはたどり着けないし、しちゃ駄目な気がするのです…

移植登録した頃は結婚もしていなかったし「社会復帰がしたい!旅行に行きたい!」漠然とだけど夢がありました。
結婚をして旦那に甘やかされて「旅行が好きならどこか行こう、俺が働いてるから無理に働かなくていいよ」と言われ淡々と生きてきました。

私が、もし臓器を頂けるなら目標を立てて何かを頑張らなくていけません。

フローランや酸素から解放されたいなど、甘ったれた事だけじゃいけない気がするんです。

来週は呼吸器外科の先生、移植コーディネーターさん、主人と4人で話す時間が設けられました。それまでに自分がしたい事、やりたい事を考えてみようと思います。