■ ハングリー精神そのもの・香港人オーナーの話 | 香港に住むデザイナーの日記帳-海外でくらしてみれば☆シーズン5

香港に住むデザイナーの日記帳-海外でくらしてみれば☆シーズン5

香港在住ジプシー日本人インテリアデザイナーのブログ。
突然解雇されたり、住む所を失ったり、試練の連続。
香港は元より、世界中でインテリア・デザイン活動に右往左往する三度の飯よりドラムが好きなオンナのブログ。香港でのデザイン活動全記録。

ある香港人オーナーさんのこと。



共通でしってる香港人デザイナーと話題に上がりました。



そのオーナーさん、雰囲気も見た目も香港○クザみたいな感じです。

年齢は70くらいか。

一代で相当な財産を築いた方。

いつもたくさんの取り巻きを連れていらっしゃいます。



香港人友達と話していたのはそのオーナーさんの様な

香港の60~70年代にしこたま働いて財を築いた香港オーナーのこと。



共通してることは


裸一貫、クーリエで(荷物運びの一番きつい仕事、リーカーシンもこれ)働いて、

小さな事業を始めて、何度も事業に失敗して丸裸になって、

騙され、大金を失い、何もかも失い、それでもあきらめず

何度も何度も財を築き直し、香港ビジネス界に龍のごとく登っていく。




これは、香港の昔ながらのオーナーたちの姿らしい。



実は他のある飲食大集団のオーナーもこれです。

若いころ、荷物運んでたらしい・・・・。ビックリします。

誰が信じるのか?って思います。

でも、みんな日焼けしてる。指なんかまっすぐじゃないし、

若いころの重労働の苦労の跡だと思います。


聴いてる音楽も昔の歌。歌謡曲みたいな廣東語の歌。




実は、その香港○クザみたいな大オーナーさんからある日突然、

白酒の特別なもの??を頂きました。

実際、ものすごい美味しい白酒でした。(48度!!!)


『おまえに、この酒をやる。旨いんだ。俺の好きな酒なんだ。飲め。』

って言われボトルごと頂きましたが...


なぜくれたのか?話をしたのは初めてでした。

不思議。ひょっとして何か通じた??






今の香港にハングリー精神はないのかな?と思うけど、

いえいえ、ある!


香港は苦労してのし上がって来る人には絶対的に間口の広い街。




この仕事をしていると、店舗なりを所有してる香港人のオーナーさんに

会わせて頂ける事が殆どで、

設計に関しての会話も沢山出来るのでとても嬉しく思います。





でも、内心こっそり、、、、、、すごーーーーーーーく緊張します。





今日も香港に感謝です。