階段踊り場に飛び出した(不勉強なのに♪知ったふりした、トーシロ)の私が、監督にぶつけた(しょーもない)質問いろいろ


あ、ネタばれっ!ネタばれですよっ!警告しましたからね~!!!


ちなみに、私が階段の踊り場に飛び込んですぐ、女の子二人組は、「これ幸い」的に、「それでは~パー」と帰って行きました走る人


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主人公悟が、「藤澤」さんに車で草野球に連れていってもらう途中

カチンコ悟が、下を向いている画

藤澤さん「あ、それ、弟」

この時、「それ」は画面に映っていない。

「忘れ物したから」と藤沢さんが、車車を降りていってしまう。
(ちなみに、「弟」は車が好きだった。というメタファー(?)がここで私にインプットされる。)

ひとりになった悟が、じぃ~っと視線を向ける先に

「弟の写真カメラ」が入っている(と推測される)免許証入れが小さく写っている。

(思えば、「写真」も大写しになったりはしないのだった。)


このシーンに関する質問其の一
「あのシーンは、会話している時には、あえて写真を写さないんですよね?それはどういう効果を狙っているんですか?」と質問してみた.............................(嘘)

本当は、「あ、あのシーンは、写ってないのは、えっと、あの、わざと ですよね?」とかいうしょーもない質問でしたガーンあせる

しかし、監督は、意を汲んで下さって(なんという好青年なんだ宝石ブルー


監督「この映画は、悟の視点を中心に作っている。(だから、説明的に写真を写すことをしない。)あとは、観客に想像させる為。」

この質問した時、監督に、ニヤッととされた気も..............


質問其の二

「今回の映画のテーマの着想は、どこから得られたのですか?そういったご経験とか影響を受けた作品とかは?」.............................って(嘘)


本当は

「あのっ、悟がこんこんと眠るシーン あれは、あのっ、私、引きこもりとかではないですけれどっ、とてもよくわかる気がしてっ あの、あの、イ、インス、インピレーション え、影響を受けた作品とか体験とかっ?」あせるあせるあせる

この(うざい)質問、実は、Yahoo映画の解説を見れば、答えは書いてあったのだ。

「幼なじみが引きこもりになったのが映画製作のきっかけ」


しかし、この時、監督は、そうは答えなかった。
私の、「よくわかる気がして」という言葉を汲んで下さったのか............


監督「これは、よくある、普遍的な話だと思っています。」観覧車

思えば、悟が、「引きこもりになったきっかけ」とか描かれてない。
それはたぶん観客が、それぞれのイメージの中にある「殻に閉じこもる」「現実から逃げている」状況を、映画に投影しやすくする為 状況設定はシンプルに。。ということではないかと思う。
(↑『ラーメンズが舞台演出やセリフをシンプルにして状況説明を排するのは、観客に想像させる為だって小林氏が言っていた。』ってKREVAが言ってた.....と思う....確か)


質問其の三

「あの、監督の演技が素晴らしくって、あの、際立っていて、他の方が、あの。。素人に見えるくらい..........」

って質問じゃないしあせる 素人って失礼だしパンチ!

監督はお若いのにできた方で宝石白

「他の役の人はセミプロの方で。。。(と私の言葉を正してからパンチ!).......僕は演劇をやっているんですよ。」(と、軽く胸をはった気が!?

監督が、(たまたま? やむなく?)主演したのではなく(あたりまえだっつ~のガーン
、主演俳優が監督した作品だった。ということで、私としては、「合点がいった気」になりました。

壁に貼ってあった想田和弘監督の解説にあったので

「映画の学校に行ったりされた訳ではないと書いてありましたが。。。す、すごいですね。目

すごいって感想なんなんだ、あたし(叫び恥)あせるあせる

監督「映画の学校には行っていませんが、映画をとてもたくさん見ているから。。。作れました。」と『笑って晴れ』らしたなぁ~.........すごいな~。これしか言えないな~(@_@)



最初に私が「あ、あの、私も、ラジオで取り上げられるので、見に来たんですっ!」ヽ(*'0'*)ツとご挨拶してあったので


監督「宇多丸さんがラジオで取り上げて下さると聞いたので、ポッドキャスト全部聞きました。宇多丸さんが仰る様に、本当に日本の映画はダメになっていて 一般的なものでなければ作ることができなくなっていて。。。  20世紀少年とかね( ´艸`)」と言って、(町山さんの「炎上」を思い出したのか)嬉しそうに思い出し笑いしてらっしゃいました。バスケ

私「劇中に音楽がないのもよかったし、シンプルに最小限の。。。お金をかけない形で、でも、語るべきところは余すところなく表現されていて。。。すごいです。」って、またあたしすごいってしっぽフリフリ


監督「アメリカの映画もお金をかける分、お金を回収しなければいけないから、一般的(大衆的?)なものを作る。 僕は、ヨーロッパの映画が好きで カナダの映画も好きで ああいうところは、『』一般的でない』ものも、広く受け入れられて(商業ベースに乗って)いるんです。」

私「(一般的でなくとも)やり方によって、受け入れられることはできる筈ということですよね?」

....って、ここで私「よね?」って 自分の言葉で監督の言葉をまとめようとしてしまっていて。。。ああ叫び


私「次の作品は?」

監督「もう、プランはあって、今回女性が出てこなかったので、男と女の話 ちょっとハードな話です。渋谷が舞台」

私「主演されるのですか?」

監督「(笑って)いや、しません。」

いつ頃できるのですか?と聞くと、資金繰りが難しいとのこと 

早く見たいです。というと

監督「皆さんが応援して下さればo(^-^)o」とニコニコしてらっしゃいました。


監督には、映画館に駆け込んでくるところを見られているので得意げ

「今日は間に合ってよかったです。見られて本当によかった。」的なごあいさつをして


しゅ う りょ う~てんとうむし

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あ~、こうやって書き出してみると 「ヒドい」質問だショック!

会話の途中で、

あたし「監督の名前 竹馬とかいて あれ、なんて読むんだっけ?」的に言葉につまっていると

監督が「ちくまです。」と助け舟を出して下さったり


あ”~ 思い返せば思い返すほど 申し訳ない ヒドいな~しょぼん


今後、もし、映画を見た後、突然監督に出会った時、鋭い、うならせる様な質問ができる様に精進していきたいと思っております。うむっ(←ナニ?)


って.....映画観たあとに、「監督とばったり」なんて、もう人生で二度とないと思うけど.....



素晴らしい体験でした。素晴らしい若者が台頭してきていることに、かんどおラブラブ!


映画の最後のテロップに、「竹馬家」の方々のお名前があったり

映画の中で、「僕にかまうな」と叫んでいた人が

ソフトな口調で、いろいろ説明して下さる幸福にうっとりしてしまいました。



とりあえず、おしまい


次回エントリーは、宇多丸師匠による解説だよ~。また見てね!(←とかいうのが、ウワサの、ヤッターマンラストのサプライズですかね~?)にひひ