石灰について | 耕作放棄地を剣先スコップで畑に開拓!有機肥料を使い農薬無しで野菜を栽培する週2日の農作業記録 byウッチー式

耕作放棄地を剣先スコップで畑に開拓!有機肥料を使い農薬無しで野菜を栽培する週2日の農作業記録 byウッチー式

約1反の耕作放棄地を農機具を使わず剣先スコップ1本人力で開拓し有機肥料を使い農薬を使わずこだわりの野菜栽培をしています。
独自のこだわり土作り『畝間理論』を展開し農作業を効率的にやっている様を子供が将来野菜栽培をしたいと思った時のバイブルとして綴っています。

私の考え方ですが、石灰及び、苦土石灰は基本的に使用しません。
ここ重要です。使うなら有機石灰です。


昨今、作付け1週間~1ヶ月前に石灰及び、苦土石灰を撒くというのを目にしますが適切ではないと思います。


石灰が必要な時は病気が出たときに出た作物を処分した穴周りに使うぐらいです。
理由ですが、石灰をまくと強アルカリすぎて化学反応により窒素分が流亡します。土も必要以上に固くなります。
また、石灰をまいてそのままにしている光景も見ますがこれは空気と化学反応を起こし、植物の吸収しにくい石灰分になりますでのもし使うならすぐに土と混ぜることが重要です。


苦土石灰はMgマグネシウムが主成分ですので基本的にCaカルシウム分を含んでいません。トマト、白菜、ピーマン、などなど石灰分Caを必要とする野菜は多岐にわたります。よってCa不足を起こす可能性があり尻ぐされ病など病気の原因になる場合があります。


もちろん、Mgなどの微量元素も野菜には必要不可欠なのですが、天然資材の有機石灰はCaだけでなくMg他これら微量成分を数多く含んでいますのでこれに任せるという考え方でいます。



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