このブログを書きはじめた初期の頃にちょこちょこ登場していた心友S



もちろん今も度を超えた仲の良さで
変わらない関係は続いているのですが


ちょっとショッキングな出来事がありまして


不意に
突然
何時でもすぐに会える環境ではなくなってしまいました


真顔


そんなのよくある事だし
この歳にもなってそんな大袈裟な…と言われてしまうかもしれませんが


わたしにとってはとてもとても大きなことで
結構さみしい毎日





事の始まりは少し前


ここ数ヶ月は
コロナの事もあって会っていたのはお仕事以外だと本当に親しいごく僅かな人たち


そんな中でも
家も近くて気も遣わなくて心から信頼できるSとはいつもより時間があったので
逆によく会っていました


がしかし
1ヶ月ぐらいなんだかんだで会えなくて(わたし達にしては長い笑)
なんとなくなんとなく…何かあったのかな?と引っかかっていましたが
話したいときが来るのを待ってみました


やっと会えた日はさらっとご飯に行こう!という事で
いつものように仕事が終わり次第の待ち合わせ


仕事を終えて約束の場所へ向かいました





少しだけ久しぶりに会ったSは
普通にしていたけどなんとなく何かある感じがしていたんだよね


嫌な予感しかしなかった


注文を済ませて
開口一番
「全部済ませてから話そうと思ったんだけど…」って


実は身体に不調を感じて検査を受けていた事
結果はまだだけどおそらく良くないので手術が必要になるであろう事
ひとりだと不安だから実家に帰ってしばらく療養しようかという事


…!


部位は聞いたけど詳細はまだわからないからって話していませんでした
だけどわたしは一度大病を負っているのよ
聞いた感じだけでもなかなか重い気がしてしまいました


そこまで淡々と冗談交じりで話していたけど
わたしにはSの性格は死ぬほどわかる


めちゃくちゃ強がってるんだよね


「え?何それ大ごとじゃん!
そんな平気みたいに言わないでよ。
ご飯食べてる場合じゃないよ。
もっと詳しく話してよ?」


って言ったら
泣き出してしまいました


結局その日はうちに連れて帰って
不安な事だとかを全て話してくれました


どうしてそんなになるまで
誰にも話さずにいられたのだろう


いやいやわたしが信頼されてないとは思わない
Sが家族以外の誰かに聞いて欲しいとしたら間違いなくわたしだろうと思う


逆の立場だったらわたし
とっくにSに話してたね


怖くて不安で聞いてほしくて


でもSはまず自分がしっかりしないとと思ったのね?
他人に話したら弱気になってしまいそうって思ったんだよねきっと
そんなところもなんだかわかるから
余計に辛かったんだろうなって思ってしまった




いつかの事を思い出した


わたしが告知を受けたあの時
夜中にもかかわらず家に駆けつけてきてくれた


いい大人が大泣きして弱音も全部吐いて
朝方までずっと話して


状況は絶望的だったけど
最後には面白い事に笑う余裕が戻ってた


あの時の感謝といったら
本当に今も言葉になんかできなくて


この子に何かあったらわたし何でもしよう!って


本気でそう思ったんだ


当時ブログにも書いたけどね




この話にはオチがありまして


結局検査結果は現状観察という事で
手術はもちろん治療も今のところないし
普通に日常が続いていくことになりました


まあだから
要はSの早とちりだった訳なのだけど




(もちろんこれからも定期検診は受けて慎重に過ごす覚悟ですが!)


とりあえず、、、


良かったーーーデレデレデレデレデレデレ





正直、Sの話からして結構深刻に捉えていました


そういえば
Sの異常なまでの心配性と稀に出るマイナス思考のこと
忘れてましたよ


がしかし
もう完全に病人モードで
先走って仕事も辞めて家も契約切ったSは
謎に実家に帰る事になり


そういうところ本当面白いなーとわたしは笑い


とりあえず一件落着


最近疲れていたのは事実だし
とりあえず実家でゆっくりしてお金でも貯めて
また出直して来るってさ


笑い泣き





そんなんで
思いついた時にパッと簡単に会うことが出来なくなってしまったわたしは少し寂しくて少し不服です


でもまぁ
寂しいけど
元気で本当に良かったな


っていうお話でした





それではまた