皆さん。アドベリーって知ってますか?

高島市の特産品として取り組んでいるベリー、ボイズンベリーを、高島市(旧安曇川町)で栽培し特産化を進めるにあたり付いた愛称です(登録商標)。


ニュージーランドから分けてもらった苗を栽培し交流を続けているところから、グローバルですが今回、ペルーの自治体研修を受け入れました。 


といっても、スペイン語が話せる訳でもなく、当然に通訳つきです。


聞くところによると、ペルー国内でも日本と同じく田舎には仕事がなく都会へ出稼ぎに行き、農業の時期に帰ってくるような若い人が多いようです。

そこで、農業を生かした特産品作り、流行の言葉で「農商工連携」の取り組みと、その現場をみたいのだといらっしゃったわけです。 (*゚ー゚)ゞ


海外の方も初めてではなく、マレーシアの初級国家公務員の方々は二年前から連続で受け入れてますし、先日は韓国の行政関係者の方もいらっしゃいました。




農商工連携といえば、アドベリーの取り組みが経済産業省と農林水産省が定める「農商工連携88選」に選ばれ国内の多くのところからも講演の依頼があります。  ( お断りせず出来るだけ受けるようにしてます。 本業、大丈夫って?それは・・・(;^_^A   )



ともかく、昨日の講演は道の駅「藤樹の里あどがわ」で、その後、アドベリーのお菓子でも有名な「とも栄」さんで研修をして、最後に農場も見ていただきました。


きょうのうめ-とも栄にて




私の説明はともかくも、ペルーの方たちも終始目を輝かせ、何かを掴もうと言う意欲が感じられ緊張感のある良い研修だったと感じてます。


バスのなかで研修の感想を聞くと「自分のやらなければならないことが見えてきた」「特産品のアイデアが浮かんできた」「帰ったらやらなければならないことがいっぱい出来た」と前向きに行動される雰囲気が伝わってきます。


ペルーに帰られたら、今回の皆さんが核となってそれぞれの地域で「アドベリー」みたいに、その地域なりの特産品開発を進めていただき、地域の人々を大きく巻き込んで活性化させるようなプロジェクトにつなげていただけたいと心から祈るばかりです。


きょうのうめ-ペルー襟巻き
これ、おみやげにいただいた襟巻きです。南米らしい柄ですね。