昨日、我家のRとSの二人は


例の姉から貰い受けた車と私の車の2台で


金沢へ行き、夕方にはなんとか引越を終えました。



Sの部屋で佇む二人。


きょうのうめ-S部屋12.3.30

到着した部屋は、殺風景ですが、


帰る時には、なんとかなりそうな状態にはなりました。


きょうのうめ-R部屋12.3.30


朝7時頃に家を出て、


慌ただしく手続や、家具・電化製品・日用品・食料品の買物、


テレビやガスコンロの取り付け、


洋服掛けの組立などを行って、Rの部屋を出る時は夜の9時。



なんといっても忙しさより、夫婦二人での帰り道は、


これで子供が全員巣立った安堵感と、


それに増して一抹の寂しさで気力が落ちます。



二人が大学で建築の勉強をしてくれることに決まり、


家にいる間にと、28日には現場の手伝いをさせました。


と言っても、建築前の内装の解体作業です。


きょうのうめ-天解体R12.3.28

天井のボードをはがしたり、内部のモルタル壁を壊したり、


外壁を一部剥ぎとったり、照明器具を外したり。


きょうのうめ-解体R12.3.28

これからの勉強は、


仕事をする上で必要なことを学ばなければなりません。


少しでもイメージを持って取り組んでくれるようにと思い


手伝わせたのですが、


きっと二人の息子は、「親への恩返しに1日頑張ろうか」


というような気持ちだったのだと思います。


休憩もせず、予定以上に仕事を進めてくれました。



最後の手伝いも、お互いの思いを言わないままです。


けど、何年か先に一つの思い出として、


「俺は、あの時こんなことを思っていたんだ」と


打ち明け合うことになるのだろう。



そして、二人の人生の分岐点となる何かが


この時に刻まれたような気もしてます。



今は、二人に対して未来への期待だけを持っています。


近頃、益々親ばかに磨きがかかって来ましたね。