あたしはこの4月で40歳になる主婦である。
何の因果か明日(正確には今日)からお水デビューすることになった。
そうです。我が家はど貧乏。
今まで笑い飛ばしてきたが、今回はそうもいかなそうだ。
そんなあたしの今日(正確には昨日)の面接風景…


選んだのは繁華街とは程遠い郊外のスナック。
一応前日に電話して39歳・未経験者だと伝えてある。
約束はお昼。とりあえずこの手の面接は初めてなもんで
思いっきりテンション高めに「こんにちは~」と言ってみる。
ママ「昨日電話くれた人?」
あたし「はいっそうです。宜しくお願いします!」
ママ「これだけ資格持ってたらお昼いくらでもあるんじゃないの?」
あたし「いやいや…夜の仕事をやってみたくて…」
心の声「金が無くって笑い飛ばせんのですよ」
ママ「ふぅ~ん。で、飲めるの?」
あたし「年齢とともに段々飲めなくなってきましたねぇ」
この辺の受け答えが何とも我ながらババくさい(苦笑)
他にも色々聞かれたんだけど、知らぬ間に合格。
明日から勤務?することになったのだ。


んで、自宅に戻ってからかる~くビビリ出し、捜査班として仕事帰りの
旦那を店に送り込んでみた。


そうこうしてるうちに23:30頃、捜査員より電話があり
捜査員(旦那)「いやぁなかなか居心地のいい店だわ。
まだちょっと飲んでく」だと。


現在、午前1:00を回ったが捜査員は未だ帰らず…
ちょっとぉ~あたしが働くんですけど。
完全なミイラ取りだ。 捜査員の身分剥奪もんだわ。こりゃ。