遂に戦闘開始だ。土曜日は掃除の日らしい。
18:30迄に出動(出勤)する様に言われてる。


バタバタと15:30頃から 巻き髪 を作り始める。
普段は昼の仕事の関係上(ドクターコートを着る仕事してます。)、
ほとんど小さくまとめてるから苦戦を強いられる。
小2の娘は「お母ちゃんどこいくの?何の仕事?」とさっきからしつこいし、
巻き髪は上手くいかねぇし、この時点でちょっとイラっとくる。
「おっと…あぶねぇ。今夜からは常に笑ってなきゃなんねんだったな。」と
反省しつつ‘旅館でお布団を敷いたり、お膳を運ぶ仕事’と説明。
「ふぅ~ん。お布団敷くのにマニキュアつけるの?」
ギクっ。なかなかな質問だな。
「新しい職場でナメられたら嫌だから綺麗にしてくんだ」
と、良く分からない回答をしてみたが、どうやら納得したらしい。
「それとさ、お母ちゃん夜お仕事行くこと、じいちゃんとばあちゃんには
絶対言わないでや。約束だよ」と言ってみた。
こいつらの口に戸を立てることは、今までことごとく失敗してる。心配の種だ。
めったに着ないスーツを着込んで、ちょっと濃い目のメイクして…


‘ピンポーン’
はぁ?誰ですか?こんな時に…


げぇーーーっっ。じいちゃんだ!!(←あたしの実父)
あたし「あれぇなしたのさ?急に…」
じいちゃん「近くまで来たついでによ。それより何だ?お前の格好?」
娘「お母ちゃん、これからお仕事…」
あたし「あ~いやいや実はこれから飲み会でさ。」
娘「えーーお仕事って言ったっしょ!」
あたし「飲み会って言えば、あんた一緒に行くだの何だのって言うと思ったからさ」


… 行く前に どっと疲労が …
こんな状態で、あたしは戦闘開始出来ますか?


でも、ここはあたしらしく 『笑い飛ばして』 戦場に向かうのであった。
  …って、バス出勤かい!?せめて戦車にしましょうや。