あたしの母からの連絡は嬉しいものでした。
私が仕事をやめて士音に付き添うわ。
あたしの母にとって、士音は初めての孫でした。
小さい頃から、それはそれは可愛くて仕方ないみたいで、とてもよくしてもらいました。
今回のこと、友人に相談したら、あんたが行ってやらんと、誰が行くの?
協力してあげやな後悔することになるよ!
と、後押しされ、そうやな、士音のために自分が力になれるなら!と決断してくれました。
こうして退院後、母が同居して我が家の一員となり、士音に付き添ってくれることが決定しました。
このとき、あたしも母の日に、今回のこと、どれだけ感謝しているかのメールを送りました。
初めてのことでかなり恥ずかしい気持ちもありましたが、感謝の気持ちを士音に見習って伝えることができました。