~続く2020年1月某日のレッスン~

 

 

 

この日は、

先日の最悪のコンビネーション練習から
新しい処方を用意したD先生。
 
 
2台のコンビネーションを設置し、
この前のように駈歩ではなく、
軽速歩で向かってきて、とのこと。
 
は、はい…( ;´・ω・`)
 
取り敢えず跳び越えはしますけれども…
いろいろ人が直さないといけないところだらけで
イケてる訳ではなく…
 
私は前回のコンビネーション練習での激しいイヤイヤ攻撃がトラウマになっていた為、
自分がやるべき事より
『ちゃんと馬は跳んでくれるのか』問題に脳内が犯されて
やれてないことだらけだったので
『跳び越えて』いても
誉められる出来ではなく…( ´~`)
 
先跳びしない、人が先に飛び込まない!
などのいつもの注意はうけつつ、、
何回か…。
 
 
すると今度は、
最初の入り口のリードバー(踏み切り合わせる為の補助に障害前に置く横木)まで
正反動で、来い と。
 
正反動、ですか…?はぃ… 
 
『正反動で、そのまま、跳んで~』
 
何回か行かせてみます…
 
そして自然にまた始まる、『行きません攻撃』が…
 
どうにか私なりに跳ばそうとはするものの、
悪化の一途を辿り、
見かねたD先生が言いました。
 
『じゃあ次、リードバーまで行ったら、今度は跳ばないで停止して』
 
?はぃ( ;´・ω・`)…
もう跳ばせらんなくて自分がどうしたら良いかもうわかんなくて混乱状態だから
D先生の意図もよくわからない。
わからないから
ただ指示された通りに、やる…
 
 
さっきまでさんざん『行け』って言ってたから
障害見えたら
跳ぼうと吸い付いて行く雰囲気が既に出てるけど~(@_@;)
停止なんて、出来る~???(@_@;)う~
 
障害が見えた時、
リードバーの前に立ちはだかるD先生が!!!
ひぃっっっ!!!
 
 
・・・・・・
 
吸い寄せられていた馬を
ギリでD先生の前に停止させた。。。
こっわ… あっぶね~…( ;´・ω・`)
 
いや、こわいのは私じゃないよねw
D先生、あんなとこ立って、
ホント、よく平気だね…( ;´・ω・`)
『もう一回~』
 
同じ様に、不安いっぱいですが、向かいます…
 
さっきよりも、
より確実にD先生の前で馬は停止しました。
 
そうか。
さっき一度停止やったから
『障害あそこに見えるけど、跳ばないのね』て
理解したんだな…
 
『次は、普通に跳んで』
は、はい!( ゚Å゚;)
 
ん!
これは…!
 
行けって言ったり
行くなって言ったり
いろんな指示を出したから
 
馬がリードバーのとこに到達した時に
超一瞬ですが『どうする!?』て
こちらに聞いてきたのだ。
一瞬こちらに耳を傾けて、
私の『行け』の指示に従って、跳んだ。
 
この障害前の話し合い、といいますか、 
ちゃんとこちらの指示で『跳ばせる』ということが
大事ってことなのか…
 
 
 
馬が
『あ、あれ、跳ぶやつだ』と認識して、
障害に積極的なのは良いんですけど
 
人間が何も言ってないのに障害前でギュンッと馬が勝手に急に早くなる現象は『ランニング』と言って
良くないものなんだそうです。
経験の少ない、若馬によく見られる現象だそう。
 
『ランニング』させるのをやめさせないと、
最初の数個は跳んだとしても
結局どっかで踏み切り合わなくなっていずれ跳べなくなる
(ひっかっける)ので、
やめさせないといけないものらしい。
(試合などで、良い結果を残せなくなるので)
障害は『同じリズム』が大変大変重要なのだそう。

 

【ランニング】が良くないこと というのはあまり聞いたことがなくても、

【障害は同じリズムが大事です】は結構耳にしたことがある人は多いのでは。

 

 
こう聞くとめちゃくちゃ納得なんですが、
 
 
馬が勝手に障害に吸い付いて跳んでくれて助かるわぁと
今まで思っていましたし、
3個以上はあまり跳ばない、7個以上のコース走行はまだあまりしない、60cm以上はあまりやらない などの初期段階では
【ランニング】が弊害だと感じることがまず無いので
(単純に、弊害だと気づかない)
 
ちょっと踏み切りが遠くなっちゃった時に
馬が頑張って合わせて跳んでくれちゃうのと
ランニング現象の見分けがこちら素人にはなかなか難しい。。。。
 
 
でも、
この【本来跳ばせるものの前で 敢えて停止させたり 跳ばせたりする】練習で、
馬が変わるのがハッキリ感じたので、
言い意味の【跳び付き】 と
【馬のダメなランニング】の違い
ちょっとだけ、わかりました。
 
『ランニング』をやめさせる事で結果、
こちらの指示で跳ばせる
ことに繋がる、と。
 
それは、
馬をコントロールすること
になるのであると・・・・!!
 
 
 
 
~カミサマの締めのオコトバ~
『さっきの様に
跳ばないで停止するの2回繰り返したら
馬がこっちの指示を聞く素振りをしてきたでしょう?
そして、Mimiさんは『ううん、今度は跳びなさい』て足で挟んで行く指示を出した。
 
だと、
馬自身も焦って前に突っ込んでないから跳びやすいから素直に跳びましたよね?
いつもそうでないと。(^^)』
 
馬自身が跳びやすくなる
・・・・おおお…(*´;ェ;`*)
そうだよね、そうですよね、
そうでないと、いけないよね…
 
 
跳ばせれないことの繰り返しはもの凄くつらかったけど、
自分で跳ばせれて自分で馬の変化を感じて乗り方を覚えられたのは物凄く貴重な練習でした。
生涯、自分の中に刻まれる練習だったと思う。
 
D先生も
ツラそうな会員を見て、本当は結構ツライのですよね。。
そんな泣きながらやってる会員見て、楽しいわけがなくて。
こんなあの手この手をやってもらわないと跳ばせれないことに
超申し訳ないなとは思います・・・・・
でも、
『お願い、頑張って!やれば出来るんだから!』って
ほんとは心の中では思ってくれているから
頑張ったよ。。。
ほんとにありがとう。
ごめんね
 
 
もの凄い大変なレッスン、今日もありがとうございました。
ちゃんと次も頑張ります。
 

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