この3月で私の師、D先生が

クラブを辞めました。
 
D先生との最後の1ヶ月の記録。
全9回です。
 
第①回目は【随伴】でした。
 
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3/4(水)
 
先週みっくんに乗らなかったのでちょっと久しぶりな気持ち。
(先週はみっくんは足痛で1週間休ませたので代馬)
 
小さい馬の感覚がまだ残っていて、
大きい普通の馬に乗れるのか、
 
予想外にやたらスムーズに跳べたおハナちゃんと比べてしまい、
ちょっと不安…( ;´・ω・`)
 
いやいや!
みっくんは2年乗ってる馬だよ!?
乗れるに決まってるから!
 
自分で自分を励まして
レッスンに望みました・・・・・・・・・・・
 
 
常歩、速歩、駈歩、正反動…
一通りをやります。
 
乗る前はあんなに不安だったのに
股がればすぐに『いつもの私達』になって、
不安は解消されていく…(*´・ω・) 
体は感覚を覚えてるんですね・・・・
 
 
 
馬場が広く取れないタイミングだったので
20×20でやっていて、
大半の時間が過ぎました。
これなら今日跳ばないで終わりかな~?
 
久しぶりのみっくんに乗る感覚も取り戻せたし
ついでに正反動もやたら上手く出来たから、
もう今日はこのまま馬場だけでも
私は十分、、((*´・ω・)
明日もあるしね。
 
 
 
『隣の馬場空いたので、隣行きましょう』
D先生は何かをやらせたい様子。
 
…?
隣の馬場に移動すると、随伴の練習をしたいと言う。
 
随伴の練習なんて、
なんだか珍しいな…
 
D先生が残りのレッスンで
出来るだけ色んなことを伝えておきたいと思っている様に
感じて、ちょっと切なくなった。
 
 
私は今月、D先生の予約はこの日を入れて9回。
 
9回は他の会員さんより群を抜いて回数が多いけど、
それ以降、一生教わらないのだとしたら残りたったの9回。
 
先生は9回内で何か残してあげよう、どうにか作ってあげようと計画してレッスン内容を組んでいるに違いない。
D先生はそういうひとだ。
 
 
 
みっくんを停止させてD先生がみっくんのハミを前から両手で持ってみっくんが前に歩いて行かないようにして、レクチャーをしてくれました。
 
随伴の動きを3つに分けて解説。
①踏み切り時:き甲の上に自分の胃を被せる
      (それにより、尻は鞍からやや離れる)
②飛越:拳は馬が前に出た分、持っていかれる。
   それにより、よくみる飛越ポーズになる。
   (太ももの裏を伸ばすと尻は上がる)
③着地:尻を鞍に戻す&拳も戻る
この間、ハミはずっとかけておく。
 
私の今の跳び方は①が無いんです。
この日、この練習をやったことで、
そのことを久しぶりに思い出しましたw
 
 
実は私、この事実に昔自ら気付いていました。
 
↑この記事を書いた時に
W先生とD先生のお手本飛越動画を
コマ送り静止画で研究し、
その際に
自分が先生2人と比べ、2コマ少ないことに気付いたのですw
(踏み切り時1コマ、着地時1コマ)
 
だから改めて説明してくれたみたい…
 
 
 
しかし。
説明してくれた話の意味はわかるけど、
これが落ち着いて出来るのか。
そこが大きな問題でして(笑)
 
時間もあるだろうから
今日は説明で終わるかなと思ったけども
実践にいく、とw
はい…((((;^∀^)
 
『今説明した感じで行ってみましょう(^_^)』
 
 
クロスバーが1台設置されています。
『左手前でいきましょう。』
『自分の動きだけを考えて!』
 
一応、言われた事をやるイメージで跳ぶと…
あれ?
なんか良かった気がするよ?
 
『それだと、人が先に突っ込まないので、きれいに跳べるんですよね(^_^)』
なるほど…!
 
随伴の練習の意味を知り、
今日の練習の要領を得たので
繰り返し跳びました。
 
最後でなぜかハミを離してしまう時がやっぱりあるんだけど、
それもやらないように、
言われた事を守るように、
出来るだけ、頑張りました
めちゃくちゃ一瞬の事なので、なかなか難しいですけど・・・
 
 
『じゃ、手前変えましょう(^_^)』
右手前になりました
 
1発目、右に切られました。
あっっっ左引っ張るの、忘れてた!w
 
うちのみっくん、
右手前はもはや反対駈歩してるんじゃなかろうかというくらい左を持って障害に向かうカーブを行かないと
ほぼほぼ右に切れて行ってしまう
私が右向いて乗ってるから余計に。(;ω;`*)
 
今は自分の随伴の事ばっか考えてたから
左するの、忘れちゃったよ!
 
左するのは欠かさずとして、
随伴随伴・・
 
おう!!!
 
今度は障害前カーブ後、
直線を向いた時にぎゅんっっと前に突っ込んだみっくん。
 
しかしこの練習、そもそも【ハミはずっと掛けといてください】は教えに含まれていたので、
それで手綱をしっかり持っていたので
無事には跳び超えましたが、
これは馬の問題でよろしくないパターンにw
 
『向かうまでにちょ~~っとペースが遅かったので、
そこが遅いとそれで跳ぶとなると馬も直線で急に頑張らざるを得ないのでそういう現象になるんですよね。
だから、もうちょっとそこまでに動かしていきましょう!(^^)
ミーレスは特に右手前キツイ馬なんでね』
ほう、なるほどな・・・
 
言われてみれば納得で、
馬の特性を配慮・熟知しておかないと
やりたい練習もままならないですわね。
 
馬の急なヘンな反応も、
こうしてそうなった理由が解れば、
とりあえずは安心(ではないが、対策が打てるという意味で)。
 
 
ということで、
右手前は
・左をしっかり持ちつつ
・それで右に切らない、ちゃんと前に進み跳ぶ方向である様子を確認しつつ
・直前で追うと馬が焦るから追わず、
・直前でハミ離すと空中で分離するから離さず、
・直線でぎゅんっする可能性を考慮してしっかり乗る&持つ
 
と、左手前より5つも注意事項を追加して
頑張りました(笑)
 
ああん、怖いよぅ・・
難しいよぅ・・
 
 
でもこうして、
ミーレス号の右手前のそもそもの特性の確認も出来たし、
本来の課題の随伴も少し出来たので
この日はヨシとなりました。
ふぅぅぅぅぅうう!
 
 
踏み切りは『馬のき甲に自分の胃』ね
覚えなければ!
 
飛越中の姿勢も、
先生の言うように【太ももの裏を伸ばす】という概念がまだまだ自分には無いので
鐙を前に踏んでしまう。
そこも覚えておかねばだし、
 
着地後に、とにかくすぐに自分姿勢起こすのもやらねばだ。
 
ねばねばねばねば・・・・忙しいな。
いいの、とりあえず ねばねばしとけばいい。
 
 
動画はその時居合わせた友人が撮影してくれたもの。
比較的スムーズに上手くいった左手前のだけど、
私本体より、
最後にD先生の拳に関するおさらいコメントが入っているのが非常に良い。

↑ 4月の現在の私から見ると
これ、かなり良いです。
直線に入ったとこからリードバー跨ぐとこって
めちゃくちゃ跳ばせたくて追ってしまいがちなんですが全く追ってない。部分的に追われたりしてないから、馬も着地後~次に跳ぶ時もずっとリズムが
同じ!だから随伴が合う。
これは、Good。
 
苦労の成果が出始めていたようです。
(撮影してくれた会員さん、ありがとうございました!貴重な映像になりました!)
 

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