~2020年 2月某日~

 

この日はいつも乗っているみっくん号が足痛なので少し休ませたいので、ということで

どえらく珍しく代馬に乗ることになりました。

 

みっくんは本当に病気やケガが少なくて・・。

本当に代馬にする機会なんて滅多にない。

 

ひょっとしたら過去にもあったかもわからないけど、

障害の練習はやっぱり慣れてる馬じゃないとコワイから、という理由で

私は他の馬での障害の練習は絶対にやらないので

私にとっては大変助かる馬です。

 

 

結構みんな『いろんな馬でも跳んでみたい』となるものかもわからないけど、

私は全くやりたがらないので(笑)、

もしみっくんで跳べないなら馬場のみを選択するというチキン野郎ですね・・・・w

 

 

そんなチキン野郎を簡単に許すはずがないのがD先生、

せっかくなので

ハナコで跳んでみましょうか、と提案がありました。

 

私がコワがるのはわかってるけど、

逆にこんな機会は基本ないし、

どうせならハナコの育ての親がいるうちに、

という意味ですね。。。

 

D先生はハナコの育ての親なのです。

鞍付けからやっているそうで(^^)

 

他の先生でのレッスンでも大丈夫ですが、

パパのもとで、 と聞くと

どうしても格別の安心感があるように思ってしまう。

(本当は逆だけどね・・・!)

 

 

ほぼポニーな体高のおハナちゃんは

障害初心者から練習に使われる馬なので

私が乗ってもおかしくはないのですが

 

しかし。

 

このおハナちゃん、

この体高の低さから、

うっかり間違って踏み切りが超近づいちゃった場合には、

超頑張らないと障害を飛び超えられないので

そんな時は

どうしても跳び方が

垂直ジャンプ→着地 絶壁 

になる

 

これで落馬する人を4年前に初めて見た時は

なかなかの衝撃映像でした・・・

そんな跳び方(落馬の仕方?)する馬もいるんだ、と。

 

それを知った時から

 

いつの日か自分がハナコで跳ぶ時が来たら

この情報が役に立つようにと

この衝撃映像を忘れないようにしてきたのですが、

 

情報があった方が、ビビるかもw

 

いや、知ってた方がいいかな・・・

どっちでもビビるか、私は・・・・・

 

 

 

大丈夫ですw

私、跳ばなくて大丈夫ですw

 

何回も連呼しておきました。

だって、

おハナちゃんに普通に乗るの自体、何年ぶり??

2年は経ってるよ??

そもそも普通に乗れんのかな??彡(-ω-;)彡

 

 

とりやえず・・・・普通に乗っておこう。

普通の馬として、いつも通りね?

 

えっと、

体が柔らかいから両足で挟んでカタチを形成して乗るのは覚えてるよ・・・・

 

取りあえず、いつも通り、普通に動かしました。

 

駈歩も、普通にやりました(笑)一応・・。

 

『うん、大丈夫じゃないですか(^^)』

大丈夫つ~か、

大丈夫じゃないけど、

大丈夫風に乗るよね、とりあえずw

 

 

 

でも、

すっっっげーーーーー駈歩、疲れるんですけどw

前にいけ、って蹴るのが

とてつもなく疲れるんですwww

いや~・・・・・これは・・・・疲れるww

なんで??

なんでこんなに疲れるの???(;´༎ຶٹ༎ຶ`) 

 

 

でも、とりあえず駈歩まで乗れてるので

跳ぶ方向になってしまいました。

ううう、普通にね、普通に・・・(´・ω・`;A) 

 

 

 

クロスバーが1台です。

 

なんのことは無いものですが・・・

 

 

とりあえず、ミーレスとは違うから

右には切らないだろ(笑)

普通にいけば、多分普通に跳ぶんだろな。

 

D先生の指示通り、

まずは軽速歩でいきました。

 

と、跳べた・・・・・・・・・!

 

が。

 

普通に跳べたけども

前(首)が消えるねw

 

ちゃんと跳べてるんですが、

だとしても首(前)が一瞬消えるらしいw

初めておハナちゃんで跳んだけど・・・

乗り手から見ると、こういう感じなのか・・・。

 

とりあえず、おハナちゃんの跳ぶ雰囲気はちょっとわかりました。

 

 

【障害を切る】ということは

おハナちゃんには搭載されていないらしく、

そこに関しては気を付ける必要がないので(笑)

あとは素直に、D先生の言うままに、

普通に何本か向かいました。

 

あれ?

割と相性イイ系か?w

 

ビビっていた割りに、

微妙に上手く跳べているww

 

悲しいですが、

ちょっと相性の良さを感じる・・・(笑)

もしかして、私、みっくんではなくおハナの方が良かったってこと?ww

 

『じゃ今度、駈歩で~(^^)』

跳ぶんだけども、

『もっと!もっと出していい!もっと!!』

って先生が言うから

どんどんどんどん蹴って出来るだけの速さにもっていって跳びました。

 

体高がが低いから、スピードどんどん出すと

障害に向かうまでの道のり、

気分はまるでカウボーイww

(捉まえる綱を頭の上でぶんぶん振って牛追ってるやつw)

 

 

確かに過去に何回か見た

おハナちゃんで障害を跳ぶ先生達はどの先生も

『何の獲物を狙いにいってるんだろう?』

と思うほど(笑)超ぎゅんぎゅんで走ってるよねw

なるほどね・・・

おハナちゃんはそうやって乗る馬なんだなw

う~~~ん、なるほど・・・・。

 

 

こうしてギュンギュンスピードを出してあげた方が歩幅の小さいおハナちゃんにとっては丁度で

それを普通のサラブレッドと同じと思ってゆったりめの駈歩にしちゃうとおハナちゃんにとっては【気勢が足りない】ことになり、

踏み切りも合わなくなって

ギリで垂直に跳ぶハメになったりする、ということなのね。

 

 

なお、

最初のフラットワークで駈歩が異常に疲れたんですけど、

ハナコは【蹴ったら蹴った分しか前に出ない馬】だから

多分疲れるんですよ、と言われた。

 

蹴った分しか出ないから

ある意味馬が勝手にそれ以上速くなったりはしないから

安心して蹴れますけどね、と。

 

!それ、非常に捨てがたいメリット!!!

 

急に勝手に速くなっちゃったりするのはやっぱり初心者だと怖いから、初心者のレッスンに使うんだね。

 

でも、

初心者だとマッハ蹴れないから前に出し切れなくて

結果、垂直跳びになって

どっちにしてもそこそこ落馬の危険性と隣り合わせではあるような気が・・・

 

 

私がこの日、

落馬に繋がる跳び方をさせることなく、

言われたスピードも適正に出せて跳べたのは、

なんだかんだ言っても

今までのことがいろいろ活きた結果ですね、と

D先生はおっしゃっていた。

 

まぁ・・そうですよね・・

【初心者でも跳べる馬】といっても、

馬を動かすのは人間の技量ですから、

最初からこんな風に跳べるわけないよね。

おハナちゃんで跳んだのが、今で良かった。

今障害習ってて、特定の馬と契約してない人は大変だな。

最初からコレだもんね。

 

私が障害お試し体験した頃は

エストという名馬がいたのでね・・・

エストレーアは貴重だったよね。

80cmとか高いのは跳べないけど、

この位の高さなら連続障害とかも向けただけで連れてってくれるもんね。

 

☟エストレーアとの貴重な障害レッスン2鞍

2017年4月

障害レッスンその1(1鞍目)芦毛!!

2017年7月

障害レッスン(3鞍目)障害間の歩数調整レッスン

7月の記事のが面白い。

左手前で飛越~で私がおそらく手綱を多少放してしまうであろう、そうなると

着地後エストは自分の出しやすい右手前で走るのをD先生は予測して

跳ぶ前に反対駈足歩の練習をさせているくだりがおもしろいw

手綱持てて、ちゃんと左手前で着地させれるなら本来この練習はいらないんですよねw

今ならこの意味がわかりますよ、先生・・・!w

てか、

そこまで先に読んでフラットワークさせてるの、神だな・・・!

私の落馬防止ってことだもんね。

 

 

 

話がズレましたが

 

このレッスンは、

ちょっと跳べたからといっても、

基本は他の馬(ミーレス号)に私は乗っているので

これ以上の高さなどをおハナちゃんで跳ばせてる必要はないと思ったのか、

高さは上げられず、

この高さで何本か体験させてもらって

無事にレッスンを終えることが出来ました

゚.+:。(´∀`)アリガトウ

 

 

自分の予想に反して

意外にも良い出来で終われたおハナちゃんとのジャンプ練習、

 

今までの2年間の技術や知識が結構使えてるんだなと

実感できる回でした。

 

やっぱり跳ばせてもらっておいて良かった・・・

D先生、いつも超弱気でごめんなさい

そうやって引っ張りあげてくれるから

 

いつも『良かった!』『勉強になった!』って思えるレッスンになるよ。

 

本当にありがとう!

 

 

 

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