この3月で私の師、D先生が

クラブを辞めました。
 
D先生との最後の1ヶ月の記録。
全9回です。

 

 

~収まってるから、見て!w~

 

 残りレッスン1回

 

*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.

~2020年 3月某日~

 

さあラスト2回。

次のラスト回は日曜日で馬場が広く使えない可能性が高いので

思いっきり広く使ってD先生と障害の練習するのは

これで最後かな・・

 

 

夕方16時です。

 

レッスンは私一人なので、

馬場を全面20×60使っての練習になりました。

 

 

フラットワークを始めると

先日のビジターでのパッシェによる尻痛がまだ残ってるのが発覚(笑)

常歩が痛い~

坐骨が痛いから座れないん・・

 

D先生に言うと『軽くで良いですよ~』と。

まあそれがなくても【強くしっかり座って!】ということは今まずないので、

もう気にせず、いつもの感じで動かしていきました。

 

駈歩に入ると・・・

ふつーに輪乗りまでさ~っと走れて

この馬、

神なのかなと思ってしまったw

 

サラブレッドって、、、なんて楽、、、

 

みっくんが神なのではなく、サラブレッドは軽いという話なんですが

楽・・・ですねw

みっくんは反応が基本鈍い馬なので

【軽い馬】とも言えないんですが、

 

外馬の中見ずっしりさに比べたら楽ですw

珍しくビジターで外馬に乗ったので

ちょっぴりそう思ってしまった。

 

でも、軽いだの重いだのを考えていたのもその一瞬、

この日は早くもジャンプ練習に入り、

そんなことは一瞬で消え去ってしまいました。。。

 

 

 

最後のまとめの練習だからか、

間5歩の2つの障害を最初から2つ、そのまま跳んでいきます。

 

『もう出来る!』『覚えた!』と思ったはずなのに

『どうしたんですかっ!!今日は手綱にぶらさがっちゃってますよ!!』との叫びが。

 

間5歩(6歩)の2つの形状がやはり緊張を生んでいる模様・・。

 

それもそうだけど、

この障害を跳ぶ前の準備運動【横木3本駈歩通過】が難しかったので

まだ少し構えた気持ちを引きずってるみたい・・。

 

気にすんな!今まで通り!

 

『やさしいやつ(駈歩)ですよね!』

『そう!やさしいやつ!!ww』

そんな掛け声をかけ合いながら

今日までの走り方を頑張って表現しました。

 

そうすると少し【出来た】時の自分が戻ってきました。

 

 

うっかり切られる時もあったけど、

次の回では切らせずに跳ばせれる。

 

このあたり、実はすごく成長してるよなと思っている。

 

2月は1回切られたらもう終わり、

エンドレスでやられ(切るのを許してしまい)、

先生に言われる→焦る→なお出来ない の

負のループを辿ることがよくあった。

これをしないようになったんですよね。

 

この3月、こと 最近は

仮に1回切られても

自分で習ってきたことから 今やれてなかった事を探して

次に忘れずに実行する。

それで切られるのを1回で脱出する

という感じになっている。

ここ、超エライ。私。

 

でもそんなのは【やれることはやる】のD先生からすれば当たり前のことなので

1回で負の雰囲気を脱出出来ても

喜び騒ぎはしません。

 

1回切られたことを私が先に忘れて

全てリセットしてリスタートすることで

みっくん号も忘れてくれている感じがする。

みっくんと繋がってるって感じるワンシーンで

とても気にっている瞬間。

 

やることちゃんとやらなければ跳ばせれない、

程よい難易度を備えた良い馬に

みっくんもなったと思う。

この感じ、ものすごく気に入っている。

 

 

 

この日は即座に2つの障害が垂直80cmになりました。

 

やさしいやつ。

手は楽に。でも【放す】わけじゃない。きもち、【待たせて】。

 

どんどん跳びます。

 

2つあるうちの1つがオクサーになりました。

 

気にしてもしょうがないので、

気にせず行ったら

滞空時間が長すぎて、予定していた随伴が合わなくて

着地で強く体が跳ね返り、

その跳ね返った姿勢の足がみっくんの後ろに刺さってて(笑)

みっくんびっくりwww

 

きゃっっ!なにするのーーーーー!!??』って顔して

ダッシュしてましたwww その顔www

マジ、笑いました・・・w

いや、刺しちゃってごめんごめんw

 

落ちるかなともちろん思ったんですけど(笑)、

落ちないようにみっくんの頸につかまって、

その間に体がどうにか起こせたので前持ったらすぐ落ち着いて止まれたので落馬はしなくて済みました。

 

リトライするのにD先生が

『なにビビってんですかーw』って言ってたけど、

ビビるのって、

馬がこわいんじゃなく、

また随伴が合わないんじゃないか?

という不安なんですね。

 

さっきのことが全く何もなかったのようにポテポテ歩くみっくんの様子を見て

『この馬・・こわ・・・・』とは全く思わなかったので

その時初めて気付いた。

 

馬がこわいんじゃなく、自分が上手く出来るかどうかの問題なら

跳んでみるしかない(そうでしか、練習できない)と思ったので

ふつーに、今のを忘れてリトライしました。

 

ただ、滞空時間がちょっと長いぞとは心に置いて。

 

結果、

なんとか右手前無事に跳べまして、

手前変えて、左手前でも

無事に跳べて

レッスンを無事に終わることが出来ました!!

 

ただね、

跳べたけども、

めっちゃ私、空中で引っ張ってません?

手、こんなんだったんですけどw

 

そう思ったのでD先生に聞いたら、

『そう、空中までいいんだけど、【手を前に】の動きが無いんですよw だから随伴が合わない』

 

前回、自分自身でレッスン動画を検証して

『ひょっとしたら、拳がもうちょっと前の方がいいんじゃ・・』と思っていたことが正に、でした。

そこが無いから滞空時間の長さと合わない。

おーーーーい、

そこ、習いたいよーーーーー

レッスン足りないーーーーwww

 

無念・・・・

超、無念です・・・・・

 

いや、いいよ・・・・

予想通り、そこが足りてないってわかっただけで

満足するよ・・・・

80cmのオクサーになると、足りないということがわかっただけで・・・

 

どうなんかな、

イメージとしては

踏み切りは大丈夫だから

落ち着いて馬の様子を見て、拳を譲る しかないような。

こっわww

でも、そんな感じがする。

 

その瞬間の馬の様子を見る、ってすごく難しいんだけど、

今日は練習の途中でも

【馬の様子を見てやることを決めて】

すごく言われたんです。

 

障害を跳ぶ時は【待たせる】を覚えたのはいいものの、

私の中にその1択しかないので、

ただそれをマジメにやった結果、

右手前など、強く待たせるとやりすぎで 足らなくなってしまうことがあって、

【馬がちゃんと収まってたでしょう!!??なんでスーっと行かせてあげないの!!】と言われた回が。

 

確かに、めちゃくちゃ収まってた(笑)

行くな!と言う必要が全くなかったのに【待て】しましたw

なるほどね、強く【待て】しなくていい時もある、と。

 

その時の馬の様子を見て、【待たす】なり、【スーッとジャマしないで行かせる】なりを判断しなければいけない、と。

 

む・ず・か・し・いwww

 

 

 

難しいけど・・・・

心の奥底では薄~くわかってた(何もせず、そのままでもいいよな?と)りしたから(でも、私マジメなので、いつ何時も先生に言われたことを忠実に守った方がいいものだと思ってしまった)

その自分の感覚を信じてやってよい、ということを

今日知りました。

 

馬はいつも変わるもの。

毎回、毎度、同じ操作というわけではない。

常に馬の様子を見て、決めろ。

あくまでも【待たす】は技術の一つ、

必ずやれ、とかじゃないってことですね・・・

 

 

跳んでいる時も、私の足がぶっ刺さってちょっと走った時も

でもまだ全然、冷静だよな(馬が)というのを感じていた。

(その証拠に、ぶっ刺さって走っても、こっちが止めたらすぐに落ち着きを取り戻して歩いている)

馬が速度が出てたりしても、冷静かそうじゃないかが

だいぶ解るようにもなった気がする。

 

これも、非常に大きいことだ。

 

習いたいことは結局習い切れなかったけど(拳の件)、

これだけ理解出来たなら良しとしないといけないよな。

今月9回も習えただけでも、贅沢な方と思わなければ。

D先生の目に

ここまで跳べる姿が映ったのなら、それでいい。

 

 

D先生が撮ってくれたこの写真は

私にとって、最後に最高なプレゼントとなりました。

 

ラストは日曜日。

都内大雪予想の3/29(日)。

まあ、私のレッスンの時間は降らないと思うけど

最後、どんな内容だとしても

たくさん吸収して、楽しもうと思います。

 

今日も、幸せなレッスンでした。

 

 

 

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