この3月で私の師、D先生が
⑨
～涙も引っ込む雪と洪水～
最終回
～2020年 3月某日～
いよいよ最後の9回目のレッスンの日がやってきてしまった。
しかし世間は大雪予報。
私は朝9時の予約だったので、
まだ大雪は大丈夫だろう、という見立てで
クラブへ向かいました。
・・・・・。
私のレッスン以降ですが、数時間時間経過後↓
他の会員さんのレッスンですが、こんな↓
このクラブ、ギャグですか？ｗ
決して【災害】の日ではありません。
雪は確かに振りましたが、
普通の天気の悪い日です。
もはや、災害レベルｗｗｗ
あれかな？
雨の日は馬場は雨によって消えて、
また数日後に馬場が現れてを繰り返す、
厳島神社スタイルのクラブってことなのかな？？？ｗ
非常に斬新なスタイルのクラブであります。
私のレッスン予約時間は朝9時。
写真の1枚目【厳島神社 やや満ち潮時レッスン】ではありましたが、
わたしより先の朝8：00のレッスンの会員さんは雨でも乗る方で
通常通りあの水が広範囲に広がる方まで十分に使って普通に駈歩していたので
多分私のレッスンも同じような感じにやるんだろうな、という予想で
レッスンに入りました。
でも。
実際にあの水の広がった範囲に行ってみると
結構こわい！！！ｗ
馬場ですから、深さは別にないんですよ。
いつも通りですが、
『ここで絶対に落ちたくない！！！ｗ』という恐怖心ｗｗ
物見はしないみっくんでも、
さすがにこの範囲の水はびっくりするかもしれないじゃないですか？平気だから行けったって、なかなか信じられないよ！
でも神様が行けっていうから～
行きましたよ、奥まで。
こわい～こわい～
人が乗ってるの見たら↓
マジで笑えるんですけど（笑）
自分はこわいｗｗｗ
もうこの写真とか、
これはどこなんだか、意味不明写真ｗｗｗ
池の中に入ってる馬じゃないですかｗｗｗ
これ撮影したの、D先生ですからねｗ
完全にひとごとｗ 楽しんでるｗｗ
これを明日以降のレッスンの為に排水しなければいけないと思ったら普段だったら話しかけられないくらいに絶対に忙しさで神経ピリピリなはずなのに
明日から関係ないから、まあ笑うよねｗｗ
（この時はケラケラ笑ってたけど、
夕方には人知れずちゃんと対処に動いていて
密かに排水ポンプ設置したりして馬場の様子を夜まで気にして見てました）
てなもんで、
私もちゃんと、
馬場の全面使って動きました。駈歩でね。
でもね、
真面目な話、
こんなに水辺を走ることなんてまずないじゃないですか。
水の中を走る感覚を覚えられました。
脚の強さ、姿勢の取り方。
通常の走り方だと推進力が弱すぎて、
馬が速歩に落としちゃうんですよ。
しっかりわかる強めの脚、座骨。
でも座りで締め付け過ぎたり手綱を強くしすぎたら
らただですら動きにくいのを邪魔しちゃうから
そういうのでジャマをしない感じ。
全然、障害やってる気持ちでした。
クロスバー跳ぶくらいの気持ち。
出来て嬉しかったですけど、
けど、
最終日のオプションが
【水豪練習】とか、やめてｗｗ
【水豪練習】のあと、
まだ水で浸食されていない部分で
他のことをやりました。
駈歩では
ああしてところどころ高く盛り上がっている部分を通る時にはやや前傾で座りを軽くしてやらないと、
馬は重たくて後ろ足がぬけちゃう、と。
同時に、やや高い場所を通ったあとは当然下りなので
馬の速度を通常に戻すことを忘れずに、と。
さっき水豪抜けて地面があるところに出てきたとき、
速度早くなった！
その事とかを指すみたい。
高さではなく水豪だったけど、
水の中を通っている時は通常よりも脚強くで動いていたので
通常地面に出て足の余分な抵抗がなくなった瞬間に
こちらは速く感じたのです。
そこで速度調整をせず、そのまま走ったら速すぎてことですね。
『試合の場では出口から遠ざかっていく方向を【上り】、出口に向かう方向が【下り】といいますが、
それぞれで馬は速さが変わるので
そういう場合には【上りではうまは減速しやすいので少し脚しっかりしなきゃ】とか、
【下りだから少し待たせないと】とか
馬の傾向を読んで速度調整をしなければいけないんですが、
そういったのと同じで、
こういう地形のアップダウンも同じで、地形を読んで馬の傾向を予測して動かしていく必要があるんですよね。』
自分は今日でいなくなるけど、この先試合に出た時に使えるようにと、最後までのちに残るアドバイスをしてくれました。
ただ【今日は乗れませんね】とされるより
これでどうにか出来る練習に変えてしまう（変えてレッスンがどうにかいつも通りにいくようにしてくれる）ところとか、
お金を払っている会員にとってはすごくありがたいことだし、
本当に他にはなかなかいない、
素晴らしいインストラクターだと思います。
それがD先生の、人気の所以でしょう。
そんなD先生ですから、
地面がある場所で障害以外で出来ることを更に追加してくれました。なんて優しいのでしょう！
この足場の悪さで踏変換の練習ｗ
まじで～
きっつぅいよぉ～
いや、やれってんなら馬は出来るんだからやりますけども。
頑張りましたー。
みっくん号は左→右 は出来るんですけど、右→左はまだちょっと勉強中で人間側のコツがいるので
その人間側のコツが必要な右→左を中心に教えてもらいました。
内側にあった右足を左姿勢用に引き切らず、ちょっと引く程度でお腹を押さえて馬体が倒れないようにしてやる、と。
みっくんのように新馬で踏変換を覚えさせる方法が、こういったものなんですって。
みっくん、右手前はどうしても前に流れやすい馬なので
変える瞬間、流れないように一旦止めるような操作も必要。
足の置き位置にそもそも混乱しますし、
意識しすぎて手綱が強い側があったりして苦戦しますが、
なんとかやりました（＾＾）
でも今日がレッスン最後なので
今後に見ておさらいが出来る様に、
D先生にお手本をやってもらって動画も撮影。
自分のレッスン枠なんで、こういうお願いももちろん可です。
それなら自分が乗らずに私が見たい動き（ハーフパスとか等々・・）D先生に乗らせて撮りたい図を好きなだけ撮影した方が良かったか？（笑）
なんて思ったりｗ
撮影も含め、
こうして最後もたくさん笑って言われて（笑）
素敵なレッスンになりました（＾＾）
もともとの予想では、
この最後のレッスンが終わって馬を降りる時に
泣いて収集がつかなくなるんじゃないかと思っていたんです。
朝の10時に大泣きしてる会員がいたら
みんなつられるだろうな、申しわけないなくらい思っていました。
でも結果、
この雪と厳島神社スタイル（笑）、
ギャグになったこの状況で涙もひっこむカタチになりましたｗ
その方が良かったのかもね（＾＾）
朝、自分の前の枠で乗っていた会員さんに
お馴染みの怒号を発していないのが実はちょっと寂しく感じていたんですが、
多分それは普通で叫ぶ必要のない出来だったからというだけで、（上手いひとなんです）
私の時は水豪でも踏変換でも、しっかり怒号を飛ばして頂きました。
もっと言って！！もっと叫んでくんなきゃ、いや！！！
みたいなこの感覚、
つらいんだけど、必要よね～と
みっくんを共有している仲良し会員さんと話しました。
しんみり泣くなんて、やっぱりなくて良かったですよね。
今までたくさんのレッスン、本当にありがとうございました。
たくさん泣かされましたけども
実は私はD先生のレッスンでここまで要求され続けたにも関わらず1回も落とされていないですし、
しっかり動かさす中でも
私のレベルを考えた内容、馬の調整
かつ 安全を第一に考慮してレッスンをしてくれていたこと、
そういう表には出ない、見えない部分の優しさをいつも感じていました。
D先生の声や指導は
動画はもちろん、
この数多くのこる写真1枚1枚にしっかりと残っています。
ミルフィーユの時期は
手間を掛けさせて、本当に申し訳ありませんでしたｗ
教える先生もいろいろやりずらく大変でしたでしょうが、
乗ると決めた私にそれでも付き合ってくれて、本当に感謝しています。
これから
いないからと言って油断せず、頑張ります。
私は神様がいつかこの地上にふと降りて来て
私の姿を目にした時に
『変わってないじゃん』
と呆れられるのだけは、絶対にさけたい。
『俺の言ったこと、ちゃんと今でもちゃんとやってんじゃん。
そうやって乗れば馬は良くなるって言ったでしょ？全然良くなったよ』
そう言ってもらえるように、
頑張っていきます。
だから神様、
ちゃんと見ててね。
ごはんを食べながら寝ちゃったミルフィーユさんはこちら↓(・∀・)ノ
いつも優しいえっちゃんはこちら↓( ´艸｀)
