日・独合作でカンヌ映画祭で賞を取った映画。

監督・ヴィム・ヴェンダース 主役・役所広司(男優賞)

富士山

「トイレ掃除の仕方を教わった気分の映画だったわ」と感想述べた私に、

先に映画を見て良い映画だったと言った友人は

「エンターテイメント好きなあなたには物足りなかったでしょうが、

今ちょっと悩める私にはとてもしっくり来た映画だったわ。

他者を責めたり批判したり腹を立てたりせず、対面の生活を淡々と描いていてよかった」

との感想です。

男性トイレ 女性トイレ

太平洋戦争のあとに生まれて日本の近代化とともに生きて来た私にとっても、

何度か引っ越しし自分の家も2度建てた私。

住まいの近代化・特にバストイレの近代化はすごいなと思う。

映画では

近代化著しい東京・中でも東京の公衆トイレは素晴らしいのですが、

東京都のトイレ清掃作業員の真面目に働く日常を描いていて、

彼の住む築70年以上に見える木造一戸建てや古い車、

車内で聞くカセットから流れる音楽と、寝る前に読む文庫本。

近くの銭湯、居酒屋。

学校 ATM 

近代的な大都市の東京を支える庶民の真摯な仕事ぶりとレトロで平和な日常。

お母さん

私の隣で観ていた友人は少し眠っていたようだったが、

夜のラインで頭痛がして目を閉じていたけど、熱があったから明日、病院に行くわ。

そして、今朝は「インフルエンザだったわ」のラインあり。