ルンルン君といつまでもピンク音符なんて言う歌があったけど、老いてこそその思いを強くする。

毎朝、私たち夫婦は愛犬と近くの公園を散歩する。

まず、主人は公園入口近くの子供広場のジャングルジムで懸垂をする(私はしない)。

そのジャングルジムで毎朝会う懸垂したり体を屈伸させたりする女性が2~4人。

そのうちお2人は未亡人(あとは?)で(頼れるのは自分と健康だけ)と頑張っておられる。

この町に引っ越してきた当初は家族が多かった近所の方たちも35年過ぎて70歳以上の夫婦は2~3組になった。

金婚式を迎える確率は30%ほどと聞いたことがある。

日本算命学の宗家・高尾先生は「縁は神様の世界」と言います。

結婚は1人100と1人100で200の力で生きることができるとも。

結婚して2人の娘を授かってそれぞれが2人の子供が生まれて今は4人の孫。

一人っ子だった私は10人の家族が集まる度に至福の気持ちをあじわう。

ハート ルンルン

子供を産んで専業主婦をしている時には結婚しても子供ができても変わらない男ってと妬ましく思ったこともありました。

女の私は子供が生まれた途端(わが青春時代は終わったショボーン)と思ったものです。

下の娘が小学生になって働き始め、大学卒業まで頑張って、

子育ても親の介護もいろいろあったけど、今が一番自由で幸せと思える日々。

2人の娘ファミリーが集まっても感じるのは夫って本当にありがたいと言うこと。

娘たちも親よりも自分の家族こそが家族だと思っているのが伝わる中で、

集団をまとめようと頑張る私に気遣ってくれている主人の優しさを感じる。

星

父を亡くしてから、新潟を離れて我が家に同居した母のことを思うと、

お酒のみで浪費家で喧嘩が絶えなかった夫だった父でも、やはり娘家族の中で孤独を感じていたに違いないと思う。

何回も「もう離婚する」と言って結婚前までは東京の私の住まいに来ていた母だけど、父が亡くなるまで添い遂げてくれてありがとうと思う。

60歳過ぎてからは断酒して、孫にはこれっきり優しい父だった。

2人の娘にとっては優しいお祖父ちゃんの思いでしかないという。

今思うと喧嘩しながらも仲の良い夫婦だった(干合していたのだ)。

ラブラブ

結婚すると200の力で離婚すると100になる。

両親も200の力で私を育ててくれたのだと思う。

浪費家だった父も、晩年は母に優しい夫だった。

父に比べて真面目で優しい夫とはめったに喧嘩などしなかった私たち夫婦。

お互いいつまでも健康で仲良く暮らしたいと願う。

神の前で誓った夫婦の縁(神前式でした)、神が引き離すまで添い遂げたいと思う。

 

金婚式を祝って娘たちが贈ってくれたメッセージ