津地裁が買春の職員を懲戒免職

 

16歳の少女に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、児童買春の疑いで逮捕された津地方裁判所四日市支部の37歳の書記官について、津地方裁判所は13日付けで懲戒免職の処分にしました。

懲戒免職になったのは津地方裁判所四日市支部の大場裕章書記官(37)です。
大場書記官は去年2月と6月、いずれも名古屋市北区のホテルでスマートフォンのSNSアプリで知り合った当時16歳の少女に、現金あわせて6万5000円を渡し、わいせつな行為をしたとして児童買春の疑いで逮捕され、3月8日、罰金50万円の略式命令を受けていました。
警察によりますと大場書記官は調べに対し容疑を認めているということです。
津地方裁判所は、本人に直接事情を聞いたうえで、13日付けで、大場書記官を懲戒免職の処分にしました。
津地方裁判所は「職員がこのような不祥事をしたことは誠に遺憾だ。今後、このようなことが起きないよう職員への指導を徹底したい」とコメントしています