- あけましておめでとうございます。
2012年が始まりました。
今日元旦の夜見て、二日の朝覚えている夢を「初夢」と言います。
この初夢は、どうやら他人に話したら、正夢にならないらしい・・・という絵本(昔話再話)があります。
- はつゆめちょうじゃ (おはなしえほんシリーズ)/こわせ たまみ
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- 村のお金持ちが村人たちの良い初夢を買おうとします。
- 人の初夢で金持ちになろうと言うのです。
- しかし、いくらお金を積まれても、決して夢の内容を話したがらない小僧さんがいました。
- 金持ちの旦那は怒って、小僧さんを箱へ入れて、川へ捨ててしまいました。(極端な!昔話ですから)
- やがて、小僧さんが流れ着いたところは鬼ヶ島。
- あわや食べられるかと思いきや、持ち前の機転で難を逃れ、しまいには、鬼達の宝を奪い、千里棒で千里渡って逃げのび、そこで長者さんの娘ムコとなり幸せに暮らしましたとさ。メデタシメデタシ。
※ ※ ※ ※
なんでもね、夢の中で大黒さんが出て来て、小僧さんにぜ~ったいに人に言ったらアカンよ。言うたら夢は本当にならへんよと、言われたらしい。
これを信じて決して人に言わなかったわけですね。
実際、上手くいったわけですが・・・・
さて!
ということは、この小僧さん、箱に詰められて流されても、おっそろしい鬼に会っても、これは皆、想定内の出来事であったのでしょう。
仮に想定外だとしても、ハッピーエンドの結末を信じていたから、乗り越えられていたとも考えられます。
少し先のハッピーが約束されていたなら、こんなに心丈夫なことはありません。それが夢で見れたなら、人にしゃべったら叶わないよと言われたら、なんか、やっぱり人にしゃべりにくいです
いや、言いたい、言えない、いっそ言うたろか、あ~
しかし、今夜、初夢が見られなかったら話にならん!
しかし、自分のハッピーな未来は実は、手相の中に見ることができるんです!
ほんまです