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健康保険ではり・きゅうが受けられる疾患がございます！　たかだ鍼灸接骨院

 

こんにちは、たかだ鍼灸接骨院です。

最近は疲れがたまった患者様が、ぎっくり腰でいらっしゃる方が多くいらっしゃいます。

今回は、ギックリ腰についてです。
経験された方はご存知かと思いますが、寝返りをうったり、立ち上がろうとしたりなどちょっと力を入れようとしただけでも痛みが走ります。

◆病態
背骨の両側にある筋肉（脊柱起立筋）、肋骨や背骨から骨盤につく筋肉（腰方形筋）などがあり、その筋肉は姿勢を維持することと体を横に倒したり後ろに反らすことが主な働きです。その筋肉が硬くなりすぎてしまった状態が一つ考えられます。
もう一つは、背骨の周りにも靭帯や関節を包む関節包というものがあります。関節が大きく動いてしまい、靭帯や関節包などに傷がついて炎症が起きてしまった状態（いわゆる捻挫のようなもの）が考えられます。

 

 

◆痛みを発症する原因
①朝起きたときに顔を洗おうと前かがみになった時
②重いものを持ち上げようとしたとき
③重いものを持ったまま身体をひねった時
などが多く見られます。
腰が痛くなった方のほとんどが、もともと腰の筋肉が硬いという方が多いです。

 

 

 

◆症状
腰を屈めたり反らしたり、立ち上がろうとしたり、寝返りをうとうとしたり、寝転がろうとしたり、咳やくしゃみをしたり、身体を少し動かそうとしただけで痛みが出しまいます。

◆治療方針
炎症がある場合は、安静にしていることが第１選択です。治療も最初はあまり長い時間できない（というよりもあまり変わらないことが多い）ので短い時間で施術を行います。その後、痛みが治まってきたら、腰以外の筋肉を緩め、最後に腰を含めて全身の筋肉を緩めていきます。
筋肉が硬くなりすぎてしまった場合もまずは腰以外の筋肉を緩めた後に腰を含めた全身の筋肉をバランスを整えていきます。

◆治療期間と通院予定
痛みがとれるまでは１週間程度と考えていただければと思います。治療した日の翌日又は翌々日にもう一度ご来院ください。その後1週間は３日に１回を目安にご来院ください。

◆アドバイス
痛みが出てしまった場合
寝る際は一番楽な姿勢を取ることをオススメします。炎症がある場合は、温めると痛みが激しくなる場合があるので、浴槽にはつからずシャワーのみにしてください。
出ないように気を付けること
腰の負担を減らすためにも床のものを拾う際には、きちんと股関節と膝を曲げて腰を落とすようにしてください（前かがみの姿勢が腰にとって一番負担のかかる姿勢です）。

 

 

 

 

また、お尻に手を当ててゆっくり反らしたり曲げたり、腰をゆっくり回したりなど日頃から少しずつ動かすようにしておくこともいいでしょう。