Lの道しかない | 茜の話

茜の話

恋愛に性別は関係ありそう。

こんばんは、茜です。

 

「もし」の世界を考えても仕方がないのだけど、もし私がストレートだったら、もう少しだけ生きやすかったかなぁ。

それとも変わらないのだろうか。

 

色々なものに消極的なところは変わらないと思う。

 

でも、小さなころから女性アイドルが好きで、アニメのキャラクターも女の子が好きだった。

色んな子と共感し合えることがなかったから、もしストレートであれば、二次元でも三次元でも他の子たちともっと楽しい話ができたかもしれない。

 

もう結婚してたかな。

結婚したいと思えば、できたかも。

実際生きてきて何度か好きな人はできたし、男の人を好きになればそのうちいつかは結婚してたんじゃないかな。

 

今の私は一人の人とずっと一緒に生活していく自信がないのだけど、それは長年マイノリティであることを隠し続け、更に一人の時間が長すぎることによって、ひねくれてしまった私の性格が大きな原因だと思う。

 

そうでなければ、今の私よりはオープンで人間関係もほんの少しスムーズだったんじゃないだろうか。

 

子供が好きなわけじゃないんだけど、好きな相手とならば、考えも変わった可能性もある。

だとすると今頃別次元の私はとうの昔に結婚して、子供が2人くらいいるのかも。

 

名前は、茜にしてたりしてね。

女の子であれば。

 

 

なんでこんなこと考えているかと言えば、やっぱり今が大変だから。

「もし」という、現実的に可能性のない世界線のことを想像して、逃避する。

考えるだけでも少しは楽しい気分になるなら安いものだ。

 

かと言って、レズビアンであることを嫌がっているわけではない。

嫌がってると言うか、受け入れるしか選択肢がないから。

 

じゃあどっちか選べるよと言われたら、ストレートを選ぶかも…

その方が面倒じゃなさそうだ。

ストレートであれば、きっとこんなにひねくれないと思う。

 

これも想像だけど。

 

 

でも選択肢なんて自分で選べるものじゃなかったから(誰が私の道を選んだの?)、これからのことを考えないとね。

 

選択された道をどう進むのか、まだまだきっと人生は続く。

人生はまた今日この瞬間から先へと繋がっている。

 

レズビアンの道を歩む私が、将来幸せに暮らせていますように。

 

それではまた、ごきげんよう。