初の映画ですね^^ずぅっと観たかった映画でした。

 簡単に言うとウィリアム・シェイクスピアの実際の恋愛体験を元に『ロミオとジュリエット』が作られた・・・というフィクションです。『ロミオとジュリエット』の台詞が出てきますので、一度読んで理解してから観る事をお勧めしますニコニコロミオとジュリエット、2人とも死んでしまうという事は有名ですが何故それに至ったのかというのはあまり知られていませんよね。そして、『ロミオとジュリエット』って意外と下ネタが多い・・・


スランプに陥っているシェイクスピア(ジョゼフ・ファインズ)が何だか新鮮。新作のオーディションにとある青年がやってくるが、後にそれは演劇が大好きなヴァイオラ(グウィネス・パルトロウ)という裕福な家の娘だと分かる。(シェイクスピアって男装を好みますものねぇうえ)当時、女性が演じる事は出来なかったので男装していたのだった。(声変わり前の少年が女性を演じていました。だから彼の作品は女性の登場人物が少なかったといわれています)

 ヴァイオラは親が勝手に結婚相手を決めていたので許されない恋。でも、ウィル(シェイクスピア)とヴァイオラは激しい恋に落ちる。これからのストーリーが『ロミオとジュリエット』を形作っていきます。


 シェイクスピアが大好き!な私。その分、期待しすぎたのかそこまで良くなかったかも汗映画、小説の好みがかなりズレていることを自覚しておりますので(笑)普通の方には凄い良いのかもしれませんが・・・

 多少ネタバレになってしまいますが、 ヒロインの名前が「ヴァイオラ」のせいでラストが容易に想像できてしまいました。ヴァイオラなんてそうそうある名前じゃないし、「あー、十二夜に繋がってるのね」とすぐ気付く方は多いはず。自分自身の体験をロミオとジュリエットにした、という設定は面白いし良いと思うのですが、最後のココが余計かな・・・。いかにも作り物の映画って気がしてしまって残念です。どうせなら、ヴァイオラが自害してしまうとかにしてみれば良かったのかも。

 でも、ローズ座の建物だとか服装などは凄く凝っていて良かったですね^^

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