では、例のごとく、まずは10位から6位までを発表したいと思います。


過去のベスト記事は、右側のBEST BOOKS MOVIESというテーマのところにありますので、

興味のある方はどうぞ。


第10位 『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティー

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/アガサ クリスティー

¥714
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レビューは書いていません。

初めて読んだアガサ・クリスティー。


唯一読んだアガサ・クリスティー。


やっぱり、さすがに話の持っていき方は巧い!


今年はクリスティーを色々と読んでいきたいと思います♪



第9位 『遅い男』 J. M. クッツェー


遅い男/早川書房
¥2,100
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なんせ、クッツェーですからね。 やっぱり巧い!

翻訳者が鴻巣由友季子氏で、これまた絶妙。



第8位 『狂気と天才』 サルトル

サルトル全集 第14巻 狂気と天才/ジャン・ポール・サルトル
¥1,029
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サルトルの戯曲がまさかこんなにも面白いとは!


著名すぎるシェイクスピア役者であるエドマンド・キーンを主人公にした

デュマの原作をサルトルが現代化したもの・・・・・なので

シェイクスピア好きにはたまらない♥



第7位 『クオ・ワディス』 シェンキェーヴィチ


クオ・ワディス〈上〉 (岩波文庫)/シェンキェーヴィチ
¥840
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クッツェーと同じく、こちらもノーベル文学賞受賞者。


映画もベストに入れたかったくらいよく出来ていたので、

映画もかなりお勧め。



第6位 『コレクター』 ジョン・ファウルズ


コレクター (上) (白水Uブックス (60))/ジョン・ファウルズ
¥935
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もう1回読みたい!と強く思う作品ではないし、

「愛読書です♥」とも言いにくい作品なことは確か。


蝶のように、美少女を拉致監禁して・・・という話なのですが

『テンペスト』とのつながりが巧いし、文章や構成もかなりのもの。


一般的にはウィリアム・ワイラー監督の映画の方が有名なんでしょうが、

これはおそらく、映像化で原作を超えるというのは不可能なんじゃないかと。

コレクター (下) (白水Uブックス (61))/ジョン・ファウルズ
¥918
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