今年のベストは、今年12月のまとめを来年に発表してから、順次アップしていきます。
ええ、まだ全然決めていません。
レビューを書きたい本がいくつか残っているのですけれど・・・・明日アップできるかな~~?
先に、今年のワーストを紹介させていただきます。
全体的に、結構人気作が多いので、ご気分を害される方がいらっしゃるかと思いますが・・・・申し訳ありません。
一個人の「スキキライ」で書いておりますので、単なる個人の感想です。あしからず。
では、まず映画から。
ワースト1位 『テンペスト』
- テンペスト [DVD]/ヘレン・ミレン,ラッセル・ブランド,リーヴ・カーニー
- ¥3,990
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詳しくはレビュー をどうぞ。
シェイクスピア中で、やっぱり、一番嫌いな作品だな、と思えてなりませんでした。
『タイタス』は結構良かったのに、どうしちゃったのジュリー・テイモア。
ワースト2位 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
- ナイトメアー・ビフォア・クリスマス [DVD]/ダニー・エルフマン,クリス・サランドン,キャサリン・オハラ
- ¥1,890
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ごめんなさい! 好き、って方、多いですよね?私の友達にも、かなりのファンが何人もいるのですが・・・
そもそも、ティム・バートンの作品でいいと思えたものがなくって、
というか、単純に彼の世界観とはあまりにも合わない、というだけなんですが・・・・
これもだめだろうな~~と思って観てみたら、もうそれ以前に
ジャックのやってることが最低すぎて。
悪意がないのはわかる、わかるが、君は最低なことをしているんだ。
あと絵が好きじゃない・・・・・。
ワースト3位 『君への誓い』
- 君への誓い [DVD]/レイチェル・マクアダムス,チャニング・テイタム,サム・ニール
- ¥1,481
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事故に遭って、愛する夫を忘れてしまった妻。
実話!というのが最高なんですが、
これ、レイチェル・マクアダムスが演じる奥さんが・・・・あまりにも身勝手で・・・・
旦那様が気の毒すぎてだめでした・・・・・
結末は観る前から知っていて、そこが「感動!!」と思ってみたのに
映画自体の終わり方は、いまいちだし・・・・・
配役は悪くないので、おそらく脚本と監督が良くないのではないかと。
- 君への誓い (Forest books)/キム・カーペンター
- ¥1,365
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気になっているこの原作。やっぱりだめかしら。
ワースト4位 『親愛なるきみへ』
- 親愛なるきみへ スペシャル・プライス [DVD]/チャニング・テイタム,アマンダ・セイフライド,ヘンリー・トーマス
- ¥1,260
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私の愛するニコラス・スパークスの最高傑作!
- 親愛なるきみへ (ソフトバンク文庫)/ニコラス・スパークス
- ¥819
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の映画化。それはもう楽しみにしていたのですが・・・・
ラストが思いっきり変わってる!ヒロイン最低じゃないか!
ラストがあれだからいいのに!!!!
それまでは結構原作に忠実だったので、かなり残念でした・・・・。
ラストで一気にガタ落ち。
ワースト5位 『借りぐらしのアリエッティ』
- 借りぐらしのアリエッティ [DVD]/出演者不明
- ¥4,935
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いつだかワースト1位に堂々とランクインした「ポニョ」よりはましだけど・・・・・・
ああ、ジブリ、どんどん落ちていってない?
きりのいい5位でやまず、6位へ!
ワースト6位 『アンナ・カレニナ』
- アンナ・カレニナ FRT-276 [DVD]/ヴィヴィアン・リー,ラルフ・リチャード
- ¥421
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私の一番好きな女優 ヴィヴィアン・リーがアンナを演じた、トルストイの傑作すぎる『アンナ・カレーニナ』の何番目?かの映画化。
配役はいい。が、脚本がひどい。
今まで観た『アンナ・カレーニナ』映画の中で、ワーストでした・・・・・・・・・。
あれ、愛するシェイクスピアとトルストイの二つがランクイン!あとは、思い入れのある原作が映画化されると、どうしても辛口になっちゃいますね(´・ω・`)
お次は本編。
ワースト1位 『謎解きはディナーのあとで』
- ¥670
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なぜこれがこんなに売れ、ドラマ化もされ、さらに今知ったけど、シリーズ3冊も出ているのかが分からない・・・・・・・・・!!!
・・・・日本のブンガクも終わったな、と悲しくなってきました。
まず、軽すぎるタッチが好きではない。
ただ、それは明らかに著者が意図して、かるーくしているのは分かる。
でも、カゲヤマ氏が、自分で「わたくしはお嬢様の執事兼運転手です」とか自分で言っちゃうところとか
そういうの、小説で一番やっちゃいけない手だよね・・・・。
一番気になったのは、動機の説明がないうえに、人の死があまりにも軽々しく扱われ、トリックが説明された後、(正しいんだろうけど)それが実際正しかったのかどうかわからないまま終わる、というすっごい不完全燃焼な感じなところ。
↑
あ、もう「一番」じゃないし
ワースト2位 『レベッカのお買いもの日記』
- レベッカのお買いもの日記〈1〉 (ヴィレッジブックス)/ソフィー キンセラ
- ¥798
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- お買いもの中毒な私! [DVD]/アイラ・フィッシャー,ヒュー・ダンシー,クリステン・リッター
- ¥1,500
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↑
の、原作。ケチくさい私にとっては、かなりドン引きで、これを「わかる~~~!」ってなってたらかなり危険じゃないか、とも思ったのだけれど
ヒロインはかわいいし、結構まとまってはいたのかな。服もかわいいし。
ヒロインが結構愛されキャラだったのですが、原作はというと・・・・
だからなんでこれがわざわざ翻訳されて、6巻まで出てるのかが理解できない、というほどに
ヒロインのお買い物中毒以前に性格がひどくて
まっったく共感できず。
巻が進むにつれましになるようですが、イライラしながら読む人が多いみたいですね(苦笑)
ワースト3位 『赤ずきん』
- 赤ずきん (竹書房文庫)/サラ・ブレイクリー・カートライト
- ¥700
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はっきり言うと、物語の構成とか、犯人ぽい人をころころ変えていかにも操ってますというところから下手だな、と思えた作品なのですが
そんなことよりも許せないのが
結末が記されておらず、
「続きはwebで」 というふざけた展開になっていることに尽きます。
悪名高い作品。
レビュー もあり。
ワースト4位 『ヴァンパイアハンター・リンカーン』
- ヴァンパイアハンター・リンカーン/セス・グレアム=スミス
- ¥1,050
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『高慢と偏見とゾンビ』は、ぶっ飛びすぎてて、意外~~~と面白かったのに
こっちはとにかく駄作で、つまらんかった・・・・・。
なぜこれを映画化する・・・・。
ワースト5位 『エリノアとマリアンヌ』
- エリノアとマリアンヌ―続・分別と多感/エマ テナント
- ¥1,631
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『分別と多感』の続編の書簡体小説。
エマ・テナントは『高慢と偏見』の続編がまあそこそこ~~~な感じでしたけれど、
オースティンが傑作すぎるから書けているだけで
彼女自身の実力って・・・・?と思えてなりません。
ウィキペディアだと結構評価されているみたいなんですが、実際のところ、どうなの???
これは、あまりにもありえなさすぎる続編でした。
マリアンヌがまたあのダメ男に引っかかるわけがない。
というか、万が一そうであったとしたら、オースティンによる前作の意味がなくなるのでは?
ワースト6位 『ウルフ・ホール』
- ウルフ・ホール (上)/ヒラリー・マンテル
- ¥2,940
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これは駄作、とかでは全くないのですが・・・・
ブッカー賞受賞作ということに全く納得がいきませんでした。
ヘンリー八世の時代って、フィクションから専門書まで読んでいるし、
ぶっちゃけると一部修論でも使う内容なので
知識はあるほうだとは思うし、何よりめちゃくちゃ好き!
なのに、さっぱり面白くない、となるとね・・・・・・・。
番外編
- 白痴 (上巻) (新潮文庫)/ドストエフスキー
- ¥935
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私はドストエフスキーはどうしてもだめです。
読んでいて苦痛でしかありませんでした・・・・。
でも、トルストイ好きはドストエフスキーはだめで、逆もしかり・・・とよく言うけれど
専門家までそういっていたので
どうやら、普通みたい。
- 目覚め/ケイト ショパン
- ¥2,940
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女性の自立と性的な目覚めを書いたと言われる、アメリカで重要なフェミニズム文学ですが、
かなり小粒な『アンナ・カレーニナ』と『ボヴァリー夫人』にしか感じられず、残念。ヒロインに全く共感が出来ませんでした。ついていけない(苦笑)