少し遅くなってしまいましたが、昨年12月分のまとめを。


修士論文は本日結末まで書き上げ、先生の添削待ちなので

それが返ってくるまではちょっと落ち着くかな?


A4 106枚になりました。たぶん、これより少し減るんじゃないかと・・・


内定先から取るように言われている資格の勉強をみっちりしつつ、

自分で論文も直しつつ、

すこーしまったりしたいと思いますん~


゚:: *My Salad Days*::*


2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:47冊
読んだページ数:11366ページ
ナイス数:357ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/15292/matome?invite_id=15292



+登録していない専門書1冊で、合計48冊でした。

昨年は、合計455冊(1冊まるまる読んだ専門書込み)読んだことになります。


1日1冊専門書を読むか、最低でも1日1本は論文を読んでいたので、これとは別に論文を200か250は読んでいたはず。


確実に、去年1年がいちばんよく読んだ1年だったようです。

読むの大好き( ´艸`)


今年は遂に社会人になります!

まあよく採ってもらえたなぁというところに入社できる幸運に恵まれたので、

精一杯頑張らねば・・・・!


今年の目標は、内定先は激務だけれど、研究をしっかり続けること。早く仕事を覚える、が先でしょうけどね(笑)


去年はかなり多忙な日々だったはずだけれど450冊以上読めてるんだから、

少なくとも私は、時間がなくて読めないは単なる言い訳だと思うし!(忙しいほど読むスピード上がる人間)


最近面白さに目覚めたイタリア文学をもっと読んでみることと、

イギリスの次はフランス文学をよく読んでいて、ご無沙汰すぎるアメリカ文学をもっと読むこと、

そしてそろそろ南米文学に挑戦しちゃう? というのと、

修了することだし、日本の古典文学にも手を出そうかなと考えています~



モーパッサン短編集 (2) (新潮文庫)/新潮社
¥662
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新潮文庫のモーパッサン短篇集。


第2巻は、都会編。


個人的には第1巻に収録されていたものの方が面白かったけど、なんせ此方には、大好きな「首飾り」「宝石」「勲章」が載っています♪


今回初めて読んだ作品だと、「夫の復讐」「待ちこがれ」も好き。


今年もモーパッサンは色々読んでいくつもりです♥

探偵ガリレオ (文春文庫)/文藝春秋
¥570
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日本のドラマの低質化が進み、ひたすらオーバーな演技でくだらないものしかないなとここ10年ほど全く見ていない中、唯一見たのがこれでした。これだけは面白かった!


原作は初読。これはなかなかよく出来てますね~~!


謎解きはディナー~とえらい違い、雲泥の差だと感じたのが本心です。


なんというか、ああいうのが日本の推理小説なんだと思ってしまったので、ちょっとほっとしたり・・・。


まあ推理小説っていうのはどうしても大衆的になりがちなので、

文学史に残るのなんてごくごく僅かしかいないし、

あーなるほどーおもしろかったーだけで終わってしまう推理小説ってすごく多そうなんだけど

これはなかなか上手いかな。

同じ作品をなんども読みたいとか、そこまではないけど・・・・比較対照がシャーロック・ホームズとかだから、それは仕方ないですね。



現代日本版理系シャーロック・ホームズなのは間違いなし。性格や職業を当てられる点、草薙との関係など物凄くホームズを意識しているけれど、二番煎じに終わっていないのが理科教授という点。巧い。最初に登場する誰だか分からない登場人物の繋げ方も秀逸。

ガリレオの苦悩 (文春文庫)/文藝春秋
¥680
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前作には内海薫が出てこなかったので、あれはドラマのオリジナルキャラなのかと思っていましたが、本作で登場!

一番好きなのは、やっぱり一番人気らしい、「操縦る」。

湯川氏は動機には興味がないというけれど、推理小説で重要なのは、トリックよりもむしろ動機かもしれません。腐った無差別犯行も面白いけれど。

それにしても、犯人は研究者を舐めてる!研究なんて挫折の連続でしょうが!!と分野は違っても一研究者としてはとても腹立たしい。

研究者なんて、誰だって、ものすごい苦しい思いをして、もがいてもがいて頑張るもんでしょ。

名画と読むイエス・キリストの物語/大和書房
¥1,680
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これまでの中野氏の絵画関連本とは異なり、一旦絵画とは離れてイエス・キリストの生涯を追いかけるもの。

一応は「絵画を読むために」となっており、関連の絵画が載ってはいますが、それについての解説はほぼ一切なし。


と言いつつも、イエス・キリストの生涯を知るには、最適の書と言っていいくらいよくできた本でした。

めちゃくちゃ分かりやすい。


月を見つけたチャウラ: ピランデッロ短篇集 (光文社古典新訳文庫)/光文社
¥1,080
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「パッリーノとミミ」がとにかく好き!



高慢と偏見(上) (光文社古典新訳文庫)/光文社
¥960
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『高慢と偏見』の新訳も読もうとしましたが、

・・・・・・有り得ないほど軽い訳で、私にはちょっと合わなかったので

数ページで終了。



゚:: *My Salad Days*::*

2012年12月の鑑賞メーター
観たビデオの数:3本
観た鑑賞時間:308分


かなり少ない!!ですね、昨年は合計130本観ました。


今回は少ないので、鑑賞メーターそのまま貼り付け。




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まったく期待しないで観たら、これは面白いっ!最近のハリウッドって、娯楽映画がもはやくだらなさすぎて娯楽にすらなっていないと思いますが、なんかもう、ここまで職権乱用して有り得なさすぎると楽しい!いい息抜きになりました♥実際、ヒロインのやってることって完全な二股なはずなのに、友人の存在と彼女の性格から、全く憎めないキャラになっているところが凄い。最終的にどちらの男性を選ぶのか、最後まで読めなかったず、どっちとくっついてもいいなと思えるころも〇。
鑑賞日:12月15日 監督:マックG
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観るつもりはなかったのだけれど、『ブリジット・ジョーンズの日記』に続く世界的ベストセラー小説の映画化、というキャッチフレーズに釣られて。ジャケットと邦題がいまいちですが、これがなかなか良かった。父親に近い年齢の名物編集者と恋に落ちた、編集者のヒロイン。同業者、ってところがポイントなんですね。海外文学の古典がよく引き合いに出されるので、観ていて嬉しい♪結構年上の人と付き合ったことのある人なら、共感できるポイントがところどころにあるはず。
鑑賞日:12月15日 監督:マーク・クライン
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お疲れの時にはラブコメが観たくなります。でもこれは、色んな意味で観る価値がないんじゃないかと・・。アンナ・ファリスって可愛くてスタイルもいいけど、声があまり好きじゃなくて、いつも頭空っぽな役ばかり演じてますよねぇ・・・。20人以上と寝た女性は96%が未婚。うん、そりゃそうじゃない??と思えてなりませんでした。女性が生涯で寝る男性の数は、平均10.5人って、適当な数字なんだろうけど、こういう映画が作れる段階でアメリカはぶっ飛んでるなぁ・・・(苦笑)
鑑賞日:12月09日 監督:マーク・マイロッド





娘たちのための狩りと釣りの手引き (ヴィレッジブックス)/メリッサ バンク
¥735
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『恋の終わりの始め方』の原作小説。


今積読中なので、読んでみて面白そうだったら読み進めたいと思います。