最近、ちょっと一緒に働く機会のある男性がいます。おそらく60オーバーで、今まではスーパーの店長や百貨店の重職等の華々しいイメージ。

話を聞いていても、バブルの世から生きぬいて今に至る感じがします。それらの話を私は『へー』と楽しく聞いているのですが、時々思うのです。この方はマウントを取りたいタイプではないのかと。本人は無意識かも知れませんが、人より優位に立ちたい、凄いと思われたい…と。

と言うのも、私自身がついついマウントを取りたいタイプなので、そのタイプに敏感なんです。

最近は『マウント』という言葉で表されますが、人より上に立ちたい、負けたくない、勝ちたいというとっても小さな小さな野望を表に出してしまう性格、癖。

そして、私もその性格を持っていて、わかりやすい勝負ではなく、さりげなーく、別に大したことじゃないけどね…的な攻撃を仕掛けてしまう癖があるのです。

特に、マウント好きな相手についつい仕掛けてしまうので、気づくと嫌われてしまってます。

嫌われるのは自業自得で仕方がないですが…

でも、最近は、マウントを取りたいんだな…と気づくと、自分自身のマウント取りたい癖をグッと抑え込むようにしています。

それでも、相手によっては我慢できなくなるんですよね。

今回も、つい彼のマウントに勝負をしちゃいそうになるのですが、そんな小さい小さい自己満足や自己肯定感を満たそうとする自分が実は嫌いなのです。

だから、できるだけ笑って流せるように、そして、できればそんなマウントに気づかない人間になりたいといつも思うのです。