暑い夏もなんとか峠を越えて、多少過ごしやすくなったと思ったらAKIRAの調子があまり良くない。
猛暑の疲れがここで出たか・・・って感じ
土日は某ジムのジュニアクラスで練習。
しかし昨日は授業参観日でお休みした。
今日は休養十分で練習に臨んだ・・・つもりだったのだが、反応、バランスともに精彩を欠くAKIRA。
いつも通りの貸し切りでトレーナーに教えてもらうのだがボルテージが上がらない。少なくともオヤジの目にはそう映った。
やっぱり疲れかなぁ~と思いつつ、練習も終盤を向かえた1時前に異変が起きた。
「こんちわ~っす」と、練習生がジムに入ってきた。
よく見ると・・・AKIRAが目標とするK君が一般クラスの時間帯で練習に来たのである(彼はジュニアクラスではない)。
オヤジが練習生デビューしたジムで、AKIRAと同じくらいの年からジム通いを始めたK君。すでに全国大会を何度も勝っている5年生。プライベートでもAKIRAと仲が良い。でもジムで会ったのは今回が初めてなんだよね。
あっという間に、ククッっという感じでAKIRAのギアがトップに入ってしまった。K君に良いところを見せたいというのか、負けたくないというのか、とにかく動きが一変。
ラストのシャドーなんかは気合いが入りまくり。
技術的には「微速前進」なんだけど目つきが全然違った。
ライバルと言うには失礼だが、AKIRAの中の何かに火がついたのだ。とても興味深い光景を見せてもらったと思う。
K君もAKIRAを意識してロープから飛ばす飛ばす(笑)
仲が良いのにお互い言葉も交わさない。
一緒に来ていたお母さんも思わず苦笑
お互い納得したのは「負けず嫌いなんですね~」って言葉が、同時に出たこと(笑)
負の連鎖はイヤだけど、こういった正の連鎖ならいつでもOKだよ
これがきっかけて、調子も上向きになれば良いのだが・・・
練習が終わってAKIRAに聞いてみた。
オヤジ「今日、調子悪かったな~」
AKIRA「だねっ!」
オヤジ「原因は?」
AKIRA「う~ん・・・」
AKIRA「でもさ、いつも調子良いことなんてないんだから、たまにはこんな時もあるって」
・・・こういう性格の奴がボクシングに向いているのかもしれないと、微妙に納得したオヤジであった
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