いや~驚いた~
喫茶店に入ったら店員が異様にニコニコしている。
ん…もしかして…
思い出しました!
何しろ退職してからは年賀状以外は付き合いがなかったけれど野球部の部員だった子だ。
今だから言えますが、相当むちゃくちゃなことやりましたね~
野球は作戦でかなりカバーができるスポーツ。
「汚い野球」と言われたこともありますが、ラフプレーをしたわけでなく、相手のスキを突く野球。
機動力野球です。
中学野球は完全に投高打低。
チーム打率は2割行けば良い方ですから、走塁とバント、エンドランを多用し、ノーヒットで点を取りにいきます。
キャッチャーが弱肩ならバンバン走らせました。(ノックの時にわかります)
偽装バント、偽装スクイズもやりました。
走力がもっとあれば2ランスクイズもやれましたが、一番野球センスのある選手はあまり瞬足ではなかったのです。
スキを突く野球をするためにはランナーコーチの優秀さが問われます。
サードのランナーコー
チ(略してランコー)は第ニの監督とも呼ばれています。
打球や、野手の動きを瞬時に観察、判断しランナーに的確に伝えるわけですから、ランコーの好判断で得点率がアップするわけです。
西武やオリックスの監督を歴任した井原氏は相手の癖やサイン盗みのうまさでは群を抜いていたと言われています。
選手としてはさほど大した成績は残していませんが、指導者としては素晴らしい能力を発揮しましたね。
僕が指揮したチームは意外にも1年生主体の時の新人戦でベスト8。
次の総体ではベスト4までは行きましたが選手層の薄さは否めず、何とエースとキャッチャーが交代で投げるというチームでした。
投手は他の選手でも作りましたが練習試合で使う程度で公式戦は無理でした。
エースは立っているのも辛そうに見えましたし、ボールは血豆が破れて血がついていましたが、先発が滅多打ちにあいリリーフしたのでした。
前の試合で7回完投し60分後に投げたのです。
高校でもかなり速い球を投げていたみたいです。
(一般的には130出れば速い部類です)
懐かしい思い出ですね。