西成や東住吉区 阿倍野区でも少しブラブラしても、空いている土地が目立ってきています
 

団塊世代の方々がそろそろ手放しはじめ、それに対して購入者も減ってきて、郊外などでは子供世帯がその場所を離れるので、家族や世帯が減っているのでしょう
 
交通 買い物 病院など便利な場所が好まれ、人が集まるの場所となり、ゴーストタウン化する街との格差が付きそうです

つまりパイが必ず減るという事になりますので 土地を買い占めている分譲会社 過度な販促や商いに手を広げている中小などと家づくりをする場合はお気を付けくださいませ。

おそらく建築業界らしい体質のゼネコンもダメになる会社が増えるだろうな と思っております
 
たぶん少し何かがずれている会社が多く、時折 なんでそんなにえらそうな姿勢でお客さまや取引先と話をするの?と感じる事が多いからです

で 丸投げ多くい上に 価格は安くないので あまり一般的な住宅を作らせることは向いていないと感じます

少し高額な住まいで たとえばそこそこの設計事務所が手掛ける工事をする方が向いていてそれには素直にご苦労さまと言いたい
 
でも その見積もりをする際に協力している業者や職人、取引先などのメーカーの価格を必ず普通では通用しなくて交渉してきます

前回発注した額より必ず下げてほしいと交渉されますが 時には理不尽にな方法もあり、そんな会社でも媚びる取引先などもあるからこそ成り立っているのですが、そもそも設計事務所が指定したメーカーなども
叩いたり 場合によっては 

 あんたところより 安くていいところあるから
 辞退しろ 

なんて言ってきます

これ・・・実話です

 




 

私が以前の職場でゼネコン何社か相手にしてましたが それはそれはおかしな仕事の進め方をされ まぁ何と言いましょうか口のきき方を知らないゼネコンばかりでした

それを施主に還元するならまだわかりますが ほぼ100%自社の懐にいれますし、そりゃ~それほど価格を叩いていたら職人はいつまでも厳しいですが 自社にお金残りますよね。

そんなことをしているからいい職人さんが離れていくのです

 発注してから値切る 
 支払いを何かの理由を付けて遅らせる 
 手形をきる 
 他社の仕入れ価格を出して値切る 
 ケチをつけて 払わない 
 ルールで決まっている費用を文句を言って払わない
 紙一枚のファックスで値下げを強行する
 
こんな事をこれまでに嫌っちゅうぐらい見てきました。

こんな業界なのでこれは仕方がない・・・とか、これは仕事だから・・・という人もいますが 少し違うと思う

 

職人さんにも取引先にも家族がおられます

 

そういう方々の家族は、どうでもよくて自社だけとか自社の社員だけという姿勢がはたして 施主さんにとって気持ちいい家づくりができるだろうか?と感じます

建て主は 理解して信頼してお支払いされます。
その費用は、気持ちよく、人によっては苦労されて。

 

なのに その協力して下がった分を施主サンや職人さんに還元せずに更に叩いて懐に・・・ねぇ

 

こんな事をいつまでも続けるから 家づくりに関わる人が 皆 楽しくHAPPY!にならないから 若い人から魅力のある業界と思われなくてブラック企業が多いと感じられ 〝家質〟というものが違ってくるのです

 

仕入れ価格が安くなればその分下げればよいし、資材だけならまだしも工事の手間まで叩いたりして 職人が離れた結果いい職人がいないと言われたりします
 
その結果 まだ利益が厳しかったら更に価格を高くするか 発注価格を叩くか・・・

 

皆さんに見えない裏では こんな事が繰り返されているんです

 計画性がないというか 

 責任感がないというか
 往生際が悪いというか

 金払いが悪いというか

年間100棟以上も家づくりをしていても これまで全国でも倒産している会社も実に多いものでこれからも負債が増え倒産も増えるでしょう

その共通するものは 体質や資質というものもありますが その危険信号は 自己資本率が10%以下で経常利益率が1%前後の低収益となっている事が多いです

もちろん理屈は 低収益なので実質赤字みたいなもので経費増ほど売り上げが伸びない限り、まだ資金が回っているうちはいいのですが、ある日突然銀行から借り入れができなくなったりして 運転資金が回らなくなれば倒産してしまう。

 

競争激化で薄利であれば 内部留保がなく自己資本比率は10%を超える事ができないという図式になります 
 

そんなことで 結果資金繰りがしんどければ 取引先などにそういう態度をしますし 資金繰りが厳しくなくてもこういう態度するのは そもそもの社風が疑われ 協力姿勢に疑問を感じ供給される〝家の質〟が
よくなるはずがないと思えます
 
 

これらの要素が家づくりの仕組みに影響して、大手であってもクレームや不満などにつながってくると言えます

ですからくれぐれも会社の資質や姿勢は、できるだけチェックするようにしてほしいものです
 
 

 

 

こんなことからも その取引先からご紹介される家づくり会社は いい担当者やいいお付き合いしている会社が多いので 皆さんが建てる際にはいい会社が多いと言えます。

ただ あなたが希望する家づくりをその会社が対応する(できる)とは言えないものであるから 実は 紹介する窓口の判断というのもむずかしいものなのです

先日もある方が紹介してくれた某家づくり会社は、ある街でかなりの棟数を建てている会社の責任者の方とお会いしましたが、見積がどんぶりであったり、商談の回数が決まっているとか、それらの質がこれまでの会社の家づくりと何ら変わらないものであろうと思い、皆さんにとても安心して推奨できる会社ではないと判断しております
 
もちろん建て主が、事務的で価格優先で単純でいい!という事だけの選択肢であればそれもありですが、そんな家づくりでいいなら 私を絡ませる必要ないですよね

 
家づくりの満足度は プロである相手の得手不得手や経営状態 資質などが影響されるものであり、もちろん経営者を含め社員などは自社が倒産することなど思いもしていないはず

でもそんなことはお構いなしで銀行はある日突然ストップをかけます。
これが倒産というカタチになります

ここ10年で有名な倒産は 静岡の富士ハウスやCMでもでてましたジョーコーポレーションなど 少し前では 大阪では滴水 神戸のオーシャンホーム 岡山のシーアールホーム 京都では 京都住宅 北海道では 木の城たいせつ などがあります

 

くれぐれも支払に関しては 厳しめでくれぐれも油断しないでください

なにかと色々とあるものなので
 
もちろんこれからは 撤退や統合含め色々な話が出てくるでしょう!

銀行や電機業界と同じように。