おはようございます。
USJやディズニーランドなどは 少しサービスを見るだけでさすがというぐらいリピート満足度が高いサービスを供給されていますが、銀行などはほぼ何もしていません 窓口のみです
リピート満足率が低い住宅業界とは真反対の対応されています
いつになったら 住宅＆不動産＆リフォーム業界は気づくのでしょうか？
少し前にお電話でのご相談のある方は いずれもホームページを時間かけて読んで頂いてからの相談なので素直にうれしいです
逆にしっかりと読みもしないで お会いしてから根掘り葉掘り、聞かれる方がいますが、これまでの経験上 こういう方がほとんど間違った選択をされ失敗される予備軍といえます
また最近は、建売や建築条件付きのご相談も多いです
住宅業界での色々な方からのオハナシを聞いていると昔とは違い、建てれば売れるという時代ではなくなり、建てても売れ残るというリスクを考えて対応しているようです
それが 建築条件付き
実際あちらこちらから分譲系の不動産屋が 倒産する！や危ないらしい！という話を耳にします
つまり、分譲ばかりしている会社が家を建てて売ることを止めます しばらく休みます・・・ということは、これまでのようにお金を借りて土地を仕入れて、家を建てて販売して、利益を残しながら 借入を返すという図式が崩れ始めていることでもあり、それだけ売れない 売れ残っている家が多いということでもあります
近所でも自転車で走るとすこしぽつぽつ空き地を見かけます
官の仕事ばかりをしてきた建築業界の悪い体質であるゼネコン同様、分譲系の会社も相変わらず厳しい現状となっています
最近の工務店でも２極化現象がおきております
これまで営業マンが存在するハウスメーカーの営業手法としてきたはずの広告宣伝費などを
投資して、囲い込み、ハウスメーカー並みの高い家づくりを理屈をこねて供給している会社が増えてきておりましたが、原則は、無駄なコストをかけないで快適で気持ちいい家づくりをしましょう！という原点を住宅業界は、どうやらどこかに忘れられてきているようで私利私欲が目立つばかりです。
それによく似た話である本を読みましたが、餃子の王将ってたった２－３日であの大きな店舗の家賃稼げるんですね ・・・すごいです。
その昔は、安くても結構不衛生の印象があり、王将と言えば、吉野やと同じで何気に くすっ と笑っていたのですが、すっかりイメージが変わりました
でも 私はどちらかと言えば眠眠派なので あまり行きません
どちらにしても餃子は好きです
これまでで一番おいしい餃子は 親父が手づくりで店に出していた餃子です
では、上のような理屈で家づくりの会社で簡単に考えてみましょう！
社員ひとり雇うのにいくらかかるのか？
車に携帯や福利厚生費など考えると少なくとも７００－１０００万ぐらいと言われ、ゼネコンの高給取りの営業マンなら１５００万ぐらい必要かもしれません
仮に 中小の工務店の社員として ７００万経費必要とすれば 利益率１０％なら７０００万の売上 ２０％なら３５００万という事になりますが これは給料だけ。
この３５００万といえば、新築１－２棟ぐらいです。リフォームなら３００万ぐらいの物件であれば
１２件ぐらいとなりますので月１棟の契約=売上が必要という換算になります。
しかも これらはその他の経費や事務の方などの間接費や事務所の家賃などの経費は 一切含まれていません。
てなこと考えると 家づくりの会社の経営が、さほどラクとは言えない経営である事がわかるかと思います。
だからといって 過剰でコストの高い家づくりを推奨することなどを推奨するつもりなどはありません。
結局は 身の丈にあった 腑に落ちる適正価格 というものがあるものです
まして 広告に年間３００-４００万使ったり、モデルハウスなどをもっていると年間の運営費などは ○千万円単位で必要という事になるし、同時に加盟金や毎月の登録費用なども全て考慮するとコストが高くなる家づくりは見えてくるかと思います。
そもそものそのあたりの高い経費の部分を一切見直しもしないで、棟数が増えなければ、安易に目の前のお客さまの利益率をあげる方法で対策をしたりして〝家の価格は高くなった〟と申されます
どこもかしこも これらの経費を使って業界全体がいっしょになって、高い家づくりをする事がさもあたりまえ と思っているふしがある
結局 工務店って これまで散々否定していたハウスメーカーの家づくりを気がつけば自分たちが追っかけている 真似ていると気付かないのだろうか？
不思議な業界です
私のカラダは 明らかにむしばまれているのもわかり、今日は激しい吐き気が２回襲われました 汚い表現ですが下痢しているかのように食べたものをすべて出す感じです
言うてる間にまた病院に入りそうですが 全てを片付けないと。
ちなみにこのブログを仕上げるのに合計７時間かかりました。