診察に行ってきました。

ここ数日、出血が始まって、日に日に量が増していました。
昨日はカタマリでぼとぼと出るほどでした。

だけど、診察に向かう電車の中、最近まったくといっていいほど
なかったのに、すごい気分が悪くなりました。
電車を降りてめまいを感じ、しばらく座り込むほどでした。
だんなちゃんが一緒にきてくれててよかった。

妊娠がわかってから、電車に乗って酔うことは何度もあったけど。

今日に限って、一番ひどいのがきて、まさか、
まだ生きてるんだろうかと疑ったほど。


先生に出血がどんどん増えてきてることを話すと
きっとダメでしょうね~な雰囲気になりつつ
「出血は気にしないで、診せてください」と。

そして内診するとあっけなく、
「心拍は動いてないですね」と。
胎嚢はまだ子宮にありました。

あー、これで終わっちゃったな、と思いました。
残念、とか悲しい、とかいうよりも
これでやっと解放された、という気分になってしまいました。


もう次の不安はソウハの手術をするのかどうかということ。

先生が仰るには、昔はだいたい手術をしていたけど、
今はなるべく出てくるのを待つのだということ、
手術することは少なからず内膜に傷をつけることに
なりかねないからと。

出てくる時は痛みを伴うけど、でもそのほうが
体にはいいということでした。

これはたぶん先生によって方針は違うのだろうけれど。

もう薬に制限はないから、痛み対策を考えて、鎮痛剤を
使ってねと言われました。
そして出てくるまでは外出は控えるように、とも。


帰り道、だんなちゃんに説明をしながら、涙は出てきたけれど
止まらないほどには出てきませんでした。
こうなることを、さんざん覚悟してきたからかな。
良く言えば冷静だし、悪く言えば冷たいかもしれない。


前日は1日中横になって過ごしていたけれど、
もうこれからは動き回っていいんだな、とか思ってました。

こんなもんなのかな。


夜、1ヶ月ぶりのお酒を飲みました。
家で2杯目を空けている最中、
ドロッとカタマリが出てきた感触が。

慌ててトイレに行くと、すごい出血とともに、
今まで見たことないカタマリが出てきていました。
よく見ると、血がついてない部分が透明で、
中がちょっと透けて見える。
7、8センチはあったんじゃないかな。
胎嚢に違いないと思いました。

中に赤ちゃんがいないかと、袋を破った私。
袋はけっこう頑丈で、爪を立ててようやく破けました。
中から透明な液体が。羊水?
でも赤ちゃんは小さすぎて、どこにいるかわかりませんでした。
あまり探しまくるのも・・と思ってすぐやめました。

かわいそうな気もしたけれど、どうすることもできず
ゴミ箱に捨てました。


あっという間に一日で全部終わってしまいました。
心配していた出てくる時の痛みも全然なく、
どれだけ親孝行な子だったのだろうと思うと、
ちょっと涙が出ました。


今これを書いていて涙が出てきた。

また振り出しに戻ってしまったけれど、
一度妊娠できたことで、子供を産むことへの執着が
強くなってしまった。
最近は、15回やってダメなら諦めようって思っていたのに。