いつの頃からだろうか、
強きものが弱きをいじめ出し始めたのは・・。


ケニア国立博物館のリチャードリーキー博士は
ケニアのトゥルカナ湖のほとりで発見された
今から150万年前の猿人類の遺跡からは、
「強いものが弱いものを圧迫したり、
闘争したりした形跡が全く見られなく、互いに食べ物を分かち合い、助け合って暮らした形跡しか見られなった」
とのことである。
本来我々の遺伝子は「争い、憎み合い、苦しめ合う、いじめる」等といった
ものは存在しないようです。

それなのに何故遺伝子が変化したのか???

しかし、いじめにあっている子には何としてでも強く育って欲しい。
心の中から「絶対に負けない。現実は自分で変えられる。」
ということを信じて強く念じて欲しいです。


いじめている子、いじめられている子などは大抵のケースは
先生・学校は把握しているケースが多いのが現実ではないでしょうか。
例外はあるにせよほとんどの場合は先生も学校も対応を見ている限り
では「あまり関知したくない」「真剣に取り組みたくない」
というのが本音のように見受けられます。
国・政府の緊急提言等といったものでなく、教職についている人達
それぞれが、自分なりに深く重く受け止め行動してもらいたいものです。
生徒・児童と本気で付き合い、本気で向かい合い、本気で思いを
ぶつけてやらなくては善良な子供たちは育たないと思います。
悲しい事に今の子供達は何が善いことで、何が悪い事か解らない子
が多く、大人たちが真剣に教えてやらなければ解らないというレベル
の子供たちばかりです。

いじめるという行為がどれほど
「非道徳的で、悪事であり、人間としての行為ではない」
かということに気が付かないまま生きていったならば、
本人達がこれから生きていく上で恐ろしい事になるのですから。

自分で撒いた種は自分で刈り取らなければならない。