木曜日に、日本総研と中国上海社労士のFesco共同主催のセミナー。
今回のこの話は上海Fescoからのお誘いだった。
いつもは某メガバンクの無料セミナーだったが、今回は会費制。
今までのセミナー参加は税法や法律、会計などなどが多かった。
営業、マーケティングは私の専門分野ではないので、
実は行くまでは何だか気が重かった。
セミナーが始まると、けっこうおもしろく目線がいつもと違って
興味深かった。
今、まさに急激な変化の中国での成功をするには
どうすればいいのか?
日系、欧米系の中国進出の事例や統計。
人材需要に人事制度。
大都市と地方都市の賃金。
などなど、よく聞く話や普通は~というのは、もはや昔の話。
特に気になったのは、意思決定が日系は本社(日本)主体。
欧米系は現地法人が主体。
そして総経理の権限範囲もだいぶ違うようだ。
欧米系がいいっていう話ではないんだけど、
振り返ると今まで日本でコントロールできる体制ばかり
考えてた。
もし私の分野を現地法人に任せるとしたら・・・・・。
勇気がいるけど、やってみようかな。
・・・・・、今よりも私がわからなくなりそうだけど。
まぁ、現地主体の方が社員もいいよね。
あとは時期みて実行してみよう。
人材の話もおもしろかった。
ちょっと前に私を苦しめた、社会保険の問題。
中国は地方によって区切られている為、転勤で違う地方に
行くと、真っ先に社会保険の移動がなかなか出来ない。
それがやっと統一する法令ができそう。
また昔は、隣の工場1元高い賃金を払うと聞くと
こぞって移った時代から
お金ではない価値で仕事を選ぶキャリア志向に
変化してきたらしい。
そして一番ビックリしたのは、今は北京、上海のような大都市よりも
地方2級都市の方が平均昇給率が高いとのこと。
もはや安い賃金で働かせるような海外企業の思惑も
その内崩れちゃうな。
それにしても、頭は日本のことばかりだったここ数週間。
急に中国に切り替えられた感じ。
あーーー、そろそろ休みたい。