天国からの手紙

満中陰のお返しが届いて

ああ、

あなたが居なくなって

もうそんなに日が過ぎてたんやと知って。

毎日毎日家で過ごす日々やから

どんどん太るし

気分も上がらんし

なんか小さな事が腹立つし

今日は1人カラオケでも行って

ストレス発散してやろか？なんて

思ってたんやんか。

　

そんな時に届いた、天国からの手紙。

遺品整理してたご主人が

見つけてくれたもの。

その手紙は

1年前の６月に書かれたものやった。

あの時

大きな病院に入院してたあなたは

もうできる治療が無いって

在宅医療なんか提案されてて

怖いって

何も食べられないって

不安だって

泣いてたよね。

きっとこの手紙は

あの時あの病室で書いてたんやね。

TNGの仲間への想い

まだまだ生きたいという未練も

そして

私たちが出会えた事への感謝と。

どんな時も周りへの気遣い。

最期の最期まで。

そんな状態だったのに

命がけでセカオピして

信頼できる医師と出会えて

専門的な治療をする事により劇的な復活を見せ

カラオケで熱唱出来るほど

元気になってたんだよね。

今日手紙が届いたんは

私と一緒にカラオケ行きたかったんやろ？

歌手より上手いあなたの歌声

私ももっともっと聴いてたかったよ。

、、、ふん

1人でカラオケ行っても

なんもおもんないやん。

、、、だから行くのやーめた。

コロナが落ち着いたら

あなたが大好きだった仲間たちと

カラオケ偲ぶ会したるわな。

『M」歌うからさ

天国で一緒に歌ってや。