先日、いつものように会社で仕事をしていたら、嫁から、半ば興奮状態で電話が掛かってきました。
声のトーンがいつもと違うので、「どうした なんかあった 事件か」と慌てて聞き返したところ、一呼吸置いて、「パパがもらいました こうきんしたひとのしるし」と、何やら意味の不明な訴え・・・
まぁ、事件や悪い話ではないらしいことを感じ、まずは一安心
しかし、抗菌した人の印・・・とは一体
その後、嫁の話を暫し聞いていると、前日の夜、嫁の実家では、義父の友人らが集まって、抗菌した人の印の件で家族らと共にお祝いのパーティーが開かれたというのだ。 抗菌した人の印というのは、なにやら喜ばしい話の様である
とっさに、私は「なるほど 抗菌したか おめでとう」と嫁に言ってしまい、その後、抗菌した人の印について「それってなに」とは聞けない状況に・・・
とはいえ、早く話しについていかなければと、何とかその意味を理解と試みました
私:「抗菌は普通の人ではなかなか出来ることじゃないよ~」
嫁:「あなたも何時か出来ると思いますよ」
私:「俺なんか日本でもなかなか抗菌できなくて困ってるんだよね~」
嫁:「がんばって下さいよ」
私:「抗菌方法が難しいよねっ」
嫁:「小さなことから始めて下さいね」
私:「一体、何に抗菌したの」
嫁:「人々、特におじいさんや、おばあさんにですっ」
私:「・・・」
等々、どうにか抗菌した人の印についてヒントを引き出そうと試行錯誤を繰り返しましたが、結局、理解できず
最後にダメ元で「抗菌ってロシア語で何て言うの」と聞いたところ、「Заслуженный работниккуль туры(ザスルージヌィー ラボーチニク クリトゥーリ)」です、という返答が返ってきました
いいヒントが出てきました
ラボーチニク ⇒ 働く人
クリトゥーラ(リ) ⇒ 文化
働く人、文化という2つのキーワードでなんとか、そのニュアンスを掴んだものの、ザスルージヌィーという単語だけは私の頭に入っておらず、全体の意味は理解できていない しかもどう考えても抗菌した人の印と結びつかない
まぁ、ひとまず、文化に関連する仕事(福祉、教育、娯楽等)に従事している嫁のファミリー(義母はロシア民族舞踊の先生)なので、何らかのロシア文化に関連した何かだろう、と解釈し電話を切りました
その日、会社から帰宅するや否や、ザスルージヌィーという単語を調べるべく辞書を引いたところ、
ザスルージヌィー ⇒ 正当な、功績の、功労の、名誉なというような形容詞ということが分かりました。
要は、Заслуженный работник культурыとは、文化に貢献、功績を残した人という風に解釈できます
嫁が言うこうきんとは、どうやらこうけんのことのようでした・・・
というのはさて置き、
この様に、ロシア文化に何らかの功績を残した人に対し、定期的にロシア連邦が大統領名で該当者に授与しているそうです
日本語に直訳すると文化功労者・・・
って、まさかですよね~・・・
日本の感覚で文化功労者と云うと、芸術家、技術者、大学教授等など、専攻は様々だが、(最近選ばれた有名人で云うと、高倉健さん、瀬戸内寂聴さん、黒川紀章さん等々)、数々の著名な方々が選ばれるような とても名誉なこと
それと等しいような称号を授与されたというのは、義父の仕事について詳しいことを把握していないとはいえ、ちょっと信じられない・・・
また、ロシアにおいて、この称号の価値がどれ位名誉なことなのか、日本人の私が知る由もないが、とにかく、価値の大小にかかわらず、自国の文化に功績を与えたということは、家族の私にとってもうれしい限りであります
因みに、日本の文化功労者には、勲章の他、年間350万円が終身支給されるそうですが、ロシアの、Заслуженный работник культуры(ザスルージヌィー ラボーチニク クリトゥーリ)には、日本と同じく勲章の他、現金ではないものの、授与を受けた者の生活にかかる費用(家賃や光熱費、公共機関の交通費等)の内、約50%をロシア連邦国で終身負担してくれるそうだ
羨ましい限りであります・・・ やはり、凄い名誉なことなのかな~
追伸:
この件があるまで知らなかったが、嫁のママは5年前に、既に、この称号を受けており、今回の授与で、両親二人揃ってЗаслуженный работник культуры(ザスルージヌィー ラボーーチニ クリトゥーリ)となりました
私は、表彰といえば、過去に2度だけ全国トップセールスマン賞という非常ぉ~にミクロなものしか授かったことしかない、しがない一般市民のサラリーマンです・・・
スケールが違います・・・
とにかく、
Папа Поздравляю вас
(パパ おめでとう )
声のトーンがいつもと違うので、「どうした なんかあった 事件か」と慌てて聞き返したところ、一呼吸置いて、「パパがもらいました こうきんしたひとのしるし」と、何やら意味の不明な訴え・・・
まぁ、事件や悪い話ではないらしいことを感じ、まずは一安心
しかし、抗菌した人の印・・・とは一体
その後、嫁の話を暫し聞いていると、前日の夜、嫁の実家では、義父の友人らが集まって、抗菌した人の印の件で家族らと共にお祝いのパーティーが開かれたというのだ。 抗菌した人の印というのは、なにやら喜ばしい話の様である
とっさに、私は「なるほど 抗菌したか おめでとう」と嫁に言ってしまい、その後、抗菌した人の印について「それってなに」とは聞けない状況に・・・
とはいえ、早く話しについていかなければと、何とかその意味を理解と試みました
私:「抗菌は普通の人ではなかなか出来ることじゃないよ~」
嫁:「あなたも何時か出来ると思いますよ」
私:「俺なんか日本でもなかなか抗菌できなくて困ってるんだよね~」
嫁:「がんばって下さいよ」
私:「抗菌方法が難しいよねっ」
嫁:「小さなことから始めて下さいね」
私:「一体、何に抗菌したの」
嫁:「人々、特におじいさんや、おばあさんにですっ」
私:「・・・」
等々、どうにか抗菌した人の印についてヒントを引き出そうと試行錯誤を繰り返しましたが、結局、理解できず
最後にダメ元で「抗菌ってロシア語で何て言うの」と聞いたところ、「Заслуженный работниккуль туры(ザスルージヌィー ラボーチニク クリトゥーリ)」です、という返答が返ってきました
いいヒントが出てきました
ラボーチニク ⇒ 働く人
クリトゥーラ(リ) ⇒ 文化
働く人、文化という2つのキーワードでなんとか、そのニュアンスを掴んだものの、ザスルージヌィーという単語だけは私の頭に入っておらず、全体の意味は理解できていない しかもどう考えても抗菌した人の印と結びつかない
まぁ、ひとまず、文化に関連する仕事(福祉、教育、娯楽等)に従事している嫁のファミリー(義母はロシア民族舞踊の先生)なので、何らかのロシア文化に関連した何かだろう、と解釈し電話を切りました
その日、会社から帰宅するや否や、ザスルージヌィーという単語を調べるべく辞書を引いたところ、
ザスルージヌィー ⇒ 正当な、功績の、功労の、名誉なというような形容詞ということが分かりました。
要は、Заслуженный работник культурыとは、文化に貢献、功績を残した人という風に解釈できます
嫁が言うこうきんとは、どうやらこうけんのことのようでした・・・
というのはさて置き、
この様に、ロシア文化に何らかの功績を残した人に対し、定期的にロシア連邦が大統領名で該当者に授与しているそうです
日本語に直訳すると文化功労者・・・
って、まさかですよね~・・・
日本の感覚で文化功労者と云うと、芸術家、技術者、大学教授等など、専攻は様々だが、(最近選ばれた有名人で云うと、高倉健さん、瀬戸内寂聴さん、黒川紀章さん等々)、数々の著名な方々が選ばれるような とても名誉なこと
それと等しいような称号を授与されたというのは、義父の仕事について詳しいことを把握していないとはいえ、ちょっと信じられない・・・
また、ロシアにおいて、この称号の価値がどれ位名誉なことなのか、日本人の私が知る由もないが、とにかく、価値の大小にかかわらず、自国の文化に功績を与えたということは、家族の私にとってもうれしい限りであります
因みに、日本の文化功労者には、勲章の他、年間350万円が終身支給されるそうですが、ロシアの、Заслуженный работник культуры(ザスルージヌィー ラボーチニク クリトゥーリ)には、日本と同じく勲章の他、現金ではないものの、授与を受けた者の生活にかかる費用(家賃や光熱費、公共機関の交通費等)の内、約50%をロシア連邦国で終身負担してくれるそうだ
羨ましい限りであります・・・ やはり、凄い名誉なことなのかな~
▼Заслуженный работник культуры勲章
追伸:
この件があるまで知らなかったが、嫁のママは5年前に、既に、この称号を受けており、今回の授与で、両親二人揃ってЗаслуженный работник культуры(ザスルージヌィー ラボーーチニ クリトゥーリ)となりました
私は、表彰といえば、過去に2度だけ全国トップセールスマン賞という非常ぉ~にミクロなものしか授かったことしかない、しがない一般市民のサラリーマンです・・・
スケールが違います・・・
とにかく、
Папа Поздравляю вас
(パパ おめでとう )
パパのお祝いとして1クリックお願いします!