本日の閉会セレモニーで17日間に亘った熱き祭典オリンピックが閉幕します。

世界82カ国の国や地域から総勢約2,700名の選手が出場した今大会では
24カ国がメダル獲得国となり、総計253個のメダルゴールドメダルシルバーメダルブロンズメダルがそれぞれの
獲得選手と共に凱旋帰国の途飛行機に着くようです。

我が日本勢日本国旗は、カーリングのチーム青森やモーグルの上村愛子選手など
メダル有力候補のチームや選手が敗退する中、スピードスケート選手勢の快挙により、
金メダルにまでは届かなかったものの、前大会トリノ五輪でオリンピックの獲得数を
上回るメダルを獲得することが出来ました。(計5個)

一方、我が嫁の母国ロシア勢ロシア国旗が獲得したメダルは、金ゴールドメダル×3、銀シルバーメダル×5、銅ブロンズメダル×7の合計15個。
フィギュアスケートのプルシェンコ(Викторович Плющенко)選手や
アイスホッケー以外、これといってメダル獲得有力候補が不在の中での大会であったこともありますが、
いまひとつメダル獲得に拍車が掛かりませんでした・・・残念・・・(T▽T;)

私が幼い頃の記憶には、ロシア(ソ連ソ連)といえば、ほぼ毎大会メダル獲得の首位に立ち、
同じ共産主義国の東ドイツと抜き抜かれつのデッドヒートを繰り広げながら
メダル大量獲得を独走する圧倒的強さを見せつけていた印象が残っています。

一方、近年では、メダル獲得上位国には変わりありませんが、
決して首位を独走とまではいかず、かつての様な勢いは見られません・・・
また、バンクーバーオリンピックでは、その傾向がはっきりと見えたような気がします・・・

たしかに、近年のロシアロシア国旗では、国営スポーツ施設などが次々に閉鎖、有望選手の発掘や
教育が遅れ、その指導者達が国外に流出する等々・・・、アスリート育成環境が悪化
それにステートアマやそれを継承しているシステムの崩壊等々、
私的には「ソ連共産主義国崩壊による弊害」が表面化してきた、と解釈していますが。
さて、その真実は・・・

次回の冬季五輪は、ロシアソチ市(Сочи)での開催が決定されていますが、
地元開催というメリットを有効に活かし、メダル大国ロシアロシア国旗復活を願いたいところです。
また、今後のアスリートや指導者などの育成、無論、環境整備などにも精力的に
取り組んで頂きたいところです。


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