『やさしいブログの作り方』の松田です。
好きなことをビジネスにして、それが仕事になる…
ものすごく耳ざわりの良い言葉ですが、現実はそう甘くはないよねという意味をはらんでいるフレーズでもあります。
もちろんこれは扇動する言葉でもなく、虚像でもなく、実現可能なことです。
現に、好きを仕事にしている人はたくさんいますし、それで多くの人を喜ばせたり、それにより、利益をしっかり出している人もいます。
ではその「お金になるかならないか」は一体何が違うのでしょうか?
いろんな答えが考えられますが、私自身は、
自分が好きなこと・やりたいことがお客様が欲しいものであるかどうか
に尽きると考えます。
いやいやいや、松田さんよ、と。
/
そんなのアタリマエのことだし、
それがわからないから困ってるんでしょ!
\
という声が聞こえてきそうな感じですねw
ではこれをちょっと掘り下げてみますと、まず、ここでいう「好きなこと、やりたいこと」の定義は、
自発的に生まれているものではなく、他発的に生まれているもの
である必要があります。
他発的に、というのは、「自分がただやりたいこと」ではなく、「人が喜んでくれるからやりたい」ことを指します。
やってほしいと言われて嬉しいからやる、やってあげたら喜んでもらえたからやる、という感じですね。
やりたい、好き、というのは主観的、自発的なものであるがゆえに、それをそのままビジネスの道理に持ち込んでしまうと、成立させるのは難しいでしょう。
だからこそ、そこにアイデアや創意工夫が必要です。
ただ好きだからという一点突破で進むのではなく、俯瞰視、客観視してどういう形に仕上げれば他発的な形に持っていけるかどうかを一考してみるわけです。
そして、喜ばれることをしているから嬉しい、求められているという充足感を感じる…こういった心の満足が源泉となっていくことで初めて
やりたいことや好きなことが仕事になる(=お金に変わる)
のではないでしょうか。
「これの方が儲かる」
「こっちの方が売れやすい」
「この方法の方が集客できる」
その言葉に従って、ビジネスの王道、セオリーに則って進めていけば、確率的にはうまくいくでしょう。
あるいは、稼ぐことよりも、自分らしさ・私らしさを失わずにスモールビジネスで進めていくのを優先してもいいでしょう。
ひとつでも拾えるところがあれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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