検査の結果を夫に告げたらやはり落ち込んでいた


だが彼はまじめで前向きなので

何が悪かったかとかこれからどうしたらいいかを

さまざまな面から考える


えらいね~本当に

私とは大違い

っていうかさ


考えてもどうにもならないと思うんだけど


…こんな私は悪い妻ですかね


今回の結果は先生も

「ご主人の体調がたまたま悪かっただけかもしれないし、

ヒューナーテストまだ1回目だからわからない。

次の精液検査を見てから、ですね」とおっしゃっていたわけなんだからさ


とりあえず次の生理までは「(夫婦生活を)もっても、もたなくても、どちらでもいいですよ」

といわれて私は正直ほっとしている


以前は本当に「下手な鉄砲数打ちゃあたる」じゃないけど

義務的に頻度をあげていた


その結果私は夜が怖くなった


本来、セックスってこういうものじゃないんじゃないの?となると

いちゃいちゃするよりなによりとにかくさっさと入れたがる夫に

本当にうんざりしていた


そりゃ翌日は仕事だし、夜は遅いし、気持ちもわかるけど

若い頃や子作りがからまなかったころのような

お互いをいたわって大事にするような行為がなくなってしまって

本当に疲れてしまったのだ


終わった後、トイレに駆け込んで泣いたこともある


「疲れている」と断ってもその次は絶対に断れない


子供がほしいのに、したくない

悲しくなるから、したくない

でも子供はほしい…


本当に私は深い森に迷い込んだような気分ですごしていた


夕暮れが近づくと本当に息苦しくなり

子供が寝ると、このまま朝まで何があっても目がさめなきゃいいのにと思ってしまう


だが


こうやってお医者様に堂々と「しても、しなくても、妊娠の確率は上がりません」

言い切られるとすごく気楽になるものだ


それだけでも病院にいってよかったかな、と思う


精液検査で夫に問題があったなら、と考えてみると

ここでまた「どちらかの体が悪いんじゃないか」といった

義父の言葉を思い出す

私ではなく、あなたのお子さんに問題があったようです、と

いってやりたい衝動にかられるが

夫がかわいそうなのでやめておく


第1子の不妊検査の際にクラミジアが発覚した時も

夫は決して私を責めなかったし

一緒に薬を服用してくれた

薬に服用中は鎮痛剤は絶対に飲むなと言われていたのに

猛烈に頭が痛くなり、泣いていた時も

いろんな病院に電話をかけていろいろ聞いてくれた


そんなやさしさを私はちゃんと覚えているから


この人は私をとことん大事にしてくれるとわかっているから


たぶんこれから先も頑張れると思う


というわけで


毎晩よく眠れて幸せ~ドキドキ