川内原発に・・・核燃料装荷された夜、それは七夕の夜、
福島の子どもたちを想いながら。
(以下小川さんよりシェアします。)

知っていながら、「生活がある」。
わかっていながら、「仕方ない」。

事実から目を背けている。

いまこの時も途轍もない放射能が漏れ続けている。
原因は未だにわからない。
事故を、悪化させ続けている。

願望に固執し、認識を歪め、ありもしない現実をつくり出している。
根拠のない楽観に閉じ籠ったまま、
国の犯罪に加担している。

福島以上の、
本当に破局的な事態へ転がり落ちている。

「福島の原発に対しても、国は絶対安全ですと、安全性が確認されていると言い続けてきたわけで、福島の人々も国の言い分を信じて、まさか壊れることはないと思いながら生活してきたのです。

その国が、この原発が安全だと今言ったとしても、そんなものいったいどうすれば信じることができるのか、私にはそれがまずはわかりません。」

「日本の場合は地震も津波も逃れる場所はないのですし、仮に次に事故が起きるときに、地震あるいは津波で必ず起きるという保証もないのですね。

今度は全く別な要因で事故になるかも知れないわけです。

ですから津波だけが悪くて、それさえ対策をとれば事故は起きないというのであれば、そもそもそれが間違えているのです。

福島の原発に対しても、国は絶対安全ですと、安全性が確認されていると言い続けてきたわけで、福島の人々も国の言い分を信じて、まさか壊れることはないと思いながら生活してきたのです。

その国が、この原発が安全だと今言ったとしても、そんなものいったいどうすれば信じることができるのか、私にはそれがまずはわかりません。

少なくとも、原子力なんていうものは、即刻止めるべきだと思います。

原子力を止めた所で電気、電力の供給に全く支障がない事は、政府の統計データが示しているので、まずは止める。

ただし、止めたときには火力発電所をフル稼働させることが必要になるので、化石燃料の調達、運転時の環境破壊はもちろん受け入れるしかありません。

でも、大切なことは、今のようなエネルギーを膨大に使う社会が、既におかしいという事に気がつかなければいけないのです。

エネルギーの使用量、電気の使用量をどうやったら減らせるか、日本人は考えるべきだと思います。

私は、3月11日に世界は変わったと思います。

日本中、世界中が福島の原発から噴き出した放射能で汚れてしまっているわけで、食べ物にしても水にしても、もう既に汚れてしまっています。その中で生きなければいけないのです。

今、完璧に放射能から逃れることは出来ないのですけれど、今出来る事、そしてやるべき事は子供を被曝から守ることです。

明るい未来は、もう今は描くことが出来ないと思います。

せめて、少しでも全体の悲劇を減らす具体的な方策を考えることが必要だと思います。」

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/180443

http://www.dailymotion.com/vid…/xjuyr2_小出裕章-原発-わたしはこう思う_news
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