展示会場で、作品を展示するまで、ずっとドキドキしていました。
会場で、子どもたちが自分の作品にもう一度出会ったとき、どんな気持ちになるのかな?って考えていました。
自分の手から生まれ、お家に飾られ、そして会場でもう一度出会うとき、いつも慣れ親しんでた作品たちが、誇らしげに自分に笑いかけてくると思うのです。
「どう?君が創った僕って素敵でしょ?」って。
みんなの視線を浴びて、作品たちはそこで一生懸命背伸びして、キラキラしているはずです。
それを観て子どもたちも嬉し恥ずかし、そして背すじが伸びる気持ちになると思うのです。
子どもたちのアート作品は、まるで音楽やリズムを持つようです。展示されているその場で踊りだしたり、「やぁ!」っと話しかけてきたり、世の中の美しいものを率直に「美しいよ」と投げかけてくる力があります。
作品を並べて、そのパワーに改めて圧倒されました。
作品のキラキラは、子どもたちのキラキラそのままです。
展示している最中から色々な方が、子どもたちの作品に感動して、お声をかけてくださいました。
「楽しいね〜」「のびのびとしてるね〜」と。生徒さんご家族からは「観に行ったよー」っと感想のメールを頂きました。
作品を観てもらえる機会について、今回沢山のことを感じたり考えました。
観てもらえることの素晴らしさと、その機会を今後どう大切にしていくのかについても。
今度はこうしよう、もっとこうしてあげれば良かった。。そう考える部分もあり、必ず次に繋げます。
アート作品は、とてもお喋りなのです。
何が大切か、何が美しいのか、とてもピュアな言葉で喋っています。
それが観る人に伝わるから、素晴らしいです。
作品を観てもらって、子どもたちがそれを体感出来ますように。
アート作品ってね、素晴らしいんだよって。
自分だけのためだけでなく、人の心の素敵にもなることができる、とても大切なものなんだよって。
展覧会を終えて、その事について子どもたちに分かる言葉でちゃんとお話ししたいなぁと思います(o^^o)