大島堅一さんのツイートで、

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原子力委員会の年頭所信 http://bit.ly/y0KxxB ←原子力政策を決定してきた原子力委員会の責任がどこにあったのか、全くわからない文章です。まるで人ごとです。そのため何故お詫びしているかが不明です。さらに、あろうことか、再処理を着実に前進させると宣言しています。
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というものが出ていた。見てみたら、ホントーに気持ちが悪い。これのどこがどう、東大話法かを解析するのは面倒臭いので、練習問題にしようと思う。


【問題 1】

以下の文章は、原子力委員会が2012年の年頭に発表したものである。大島堅一氏のツイートを参考にしつつ、『原発危機と「東大話法」』 に基づいて、どこがどのように「東大話法」であるのかを、明らかにせよ。回答は、コメント欄に記入すること。

http://www.aec.go.jp/jicst/NC/about/kettei/seimei/120110.pdf



尚、原子力委員会の任務と権限とは、そのホームページによると、以下である。適宜参照しなさい。

 原子力委員会は、
1)原子力研究、開発及び利用の基本方針を策定すること、
2)原子力関係経費の配分計画を策定すること、
3)原子等規制法に規定する許可基準の適用について所管大臣に意見を述べること、
4)関係行政機関の原子力の研究、開発及び利用に関する事務 を調整すること等について企画し、審議し、決定すること
を所掌しています。この所掌事務を実施するために、「原子力委員会及び原子力安全委員会設置法」に基づき、調査権、勧告権等があります。また委員会は、これらの参考になる関係者の意見聴取、事務局によって作成された決定文案の審議、それの決定を原則として公開の会議で行っています。