いつも思うのです。 不思議だな~って・・・。


履歴書や面接で、志望動機を書く・話すときに、みんな、立派なことを言うのですが、実際に、ウチの会社が運営している施設にお客様として行ってみました、という人はいないんです。



結婚式場やレストラン、あるいは葬祭ホール。


葬祭ホールへ、葬儀の最中に部外者が入っていくのはまずいのですが、でも、外観や立地をみることはできます。 結婚式場や、レストランなら、お客様として、いつでも見学・利用ができます。


そうして、お客様として来てみると、ウチの会社の雰囲気も、きっと伝わってくるのではないかと思います。


それから、自分と同年代の人達が、この会社でどんな仕事をしているかも、わかります。



そうした経験をしてみると、もっともっと自分らしい志望動機が書ける・話せるようになるんじゃないでしょうか。



昔、インターネットなどの情報がまったく無い時代に就職活動をしていた私は、ホテルに就職を考えだしたとき、いくつかのホテルに実際に行って、ベルボーイの方に、館内見学をさせてほしいとお願いしましたが、いつも例外なく快諾していただき、ご案内いただきました。


当時、 複数のホテルでアルバイトの経験はあったのですが、やはり、多くのホテルに実際に訪れることで、業界についても、また、各ホテルの会社としてのカラーについても、見えてくるものがあるのです。



情報があふれる今だからこそ、自分の目と耳で、また、足を運ぶことで、大切な何かを見つけてほしいと思います。