20年前の平成7年の今日、僕の父親は亡くなった。
52歳やった。
僕は当時、21歳。
就職して3年目の頃。
漁師をしていた僕のお父さん。
船を運転中に発作が起こって、船の中で倒れたらしく、
漁師仲間が発見してくれて、
その後すぐ救急車で病院に運ばれたけど、
既に心臓が止まってて、助からなかった。
40歳を過ぎてから、拡張型心筋症を患ってたので、亡くなるときは多分、心室細動を起こしたんだと思う。
当時、まだICDが保険適用じゃなかったので、
薬を毎日飲んでたな。
僕が13歳の時、母親が44歳で亡くなってたので、毎日、本当に寂しかったと思うけど、
頑張って働いて、僕達兄弟四人を育ててくれた。
僕が漁師を継がなかったので、1人で大変だったと思う。
僕は末っ子なので、両親と過ごした時間が一番短いので、母親が亡くなった時も、父親が亡くなった時も、とても悲しい思いをしたけど、
今は悲しいという思いはなく、
懐かしい思い出になっている。
どちらとも、たまに夢に出てきてくれる。
何か会話するんだけど、起きた瞬間に忘れてしまう。
お父さん、お母さん、
これからも、見守っててください。