CARPにやってきてから53カ月、長いようであっという間の日々でありました。

 


基本的には、嫌々?しぶしぶ?活動してきた私ですが、得られたものは間違いなく今後の人生において糧になっていくだろうと思います。




 

前回の卒業ブログがかなりレベルが高かったので、対抗心燃やして負けずに頑張りたいなと思います(笑)。



 

 

CARPに来てよかったことはたくさんありますが、敢えて一つ挙げるとすると「言葉」を重要にするようになったとではないかと思います。

 

言葉 / june29

 

皆さんは、有名人の名言を座右の銘にしたり、社会で活躍している人が出した本に書かれている言葉を見て、元気づけられたり励まされたりした経験があるのではないでしょうか。



僕が
CARPに来る前は、「継続は力なり」という言葉が好きで、好きな野球選手であるイチロー選手が、継続し続けることの重要性を話していた映像を見たり、その中で大きな結果を残していたイチロー選手を通して、その「言葉」に影響されながら勉強に部活に励んでいました。一般的にも、「言霊」という単語があるように、言葉のもつ力は大きいことが理解されているように思います。

 

 

 

CARPでは、どんな「言葉」を受け入れるのか、話すのか、行動するのかということが重要視されています。人と対する時は、相手を思いやる「言葉」をかけるように心がけ、自分自身が何かに挑戦する時には、「出来たらいいな」という中途半端な思い(言葉)でやるのではなく、「出来る」と思って挑戦するようにします。「これは難しい、出来ない」と思うようなことでも、「出来る」という「言葉」を信じて行動する、そのことを繰り返していくことで「言葉」の通りの行動ができる人格を身につけ、その姿を通して周囲に善なる影響を与える個人となることを目指しています。

 

 


しかし、

 

 

 

「言葉」通りの人格は簡単に身についていくものではありません。

 

 


また、「言葉」通りの結果が必ず果たせるとは限りません。

 

 

むしろ、確率的には果たせないことの方が多いでしょう。

 


それが続くと、もういいやと考えて諦めてしまいがちです。

 

 

 

何か本を読んだ後や講演を聞いた後、映画を見た後に何かしろの感化を与えられて明日から頑張ろうと思う私たちですが、次の日にはそのこともすっかり忘れてしまっていて、以前と何も変わらない、そんな経験があるのではないでしょうか。

 

 

そんなことを何度も繰り返してしまう私たちですが、

 

 

ある時、考えたわけです…

 


 

なぜ心の状態が変化するのか?

 

 


頭では分かっているのにどうして行動できないのか?

 

 

 

どうしたら変わらない心を持てるのか?

 

 

 

考える中で思い至ったのは、「心の中心にどんな言葉があるのか?」ということによって心の在り方が変わり、行動が変わり、結果も変わるということでした。




Heart / seyed mostafa zamani

 

 

言葉は思いが原因となって発せられます。ゆえに最初は、言葉の背後の思いが分からなくても、言葉の如く行動し続けていけば、やがて、言葉の背後の思いが感じられるようになります。

 

 

「継続は力なり」という言葉の真意は自分自身が継続してみて、力となっていることを実感した時に理解できます。

 

 

 

だから、何かに挑戦する時、「出来る」と思い続ければ、「出来る」思いが湧いてきて、やり続ければいずれ結果的に「出来る」「出来ない」と思い続ければ、「出来ない」思いしか湧いて来ず、結果的に「出来ない」。

 

 

 

心の中心にある「言葉」の如くの姿となり、結果になるということです。

 

 

 

フランスの哲学者アランは自身の著書『幸福論』のなかで、

 

 

 

「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」

という言葉を残しています。

 

 

大概は、今の私が幸福であったら笑顔溢れる人生が送れると思いがちですが、実は、それは違っていて、私たちの心の中心にこの「言葉」があって、それに従って行動していくことで幸福を作っていくのです。

 

 

つまり、自分の心の中心にある言葉次第で幸福は築いていけるといえます。

 



また、アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズが残した言葉で、元プロ野球選手の松井秀喜さんが高校時代に野球部の山下監督から送られた言葉として有名な



「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」


という「言葉」がありますが、まさしく心の在り方次第で結果は変わるということを表現した「言葉」であります。




そのように考えると、私たちが出来ないことを何かのせいにしたり、そのことで落ち込んだりすることは、焦点がずれていると言えるでしょう。

 

 

それは、心の中心に成し遂げたい言葉があり続けることによって、それが結果的には現実になりますし、現状や結果は能動的に変化させられるものだからです。

 

 

 

よって、日々の生活の中でどんな「言葉」にふれて生活しているのかは心の状態と以後現れる結果を左右するとても重要な要素であると言えます。

 

 

現代は、情報に溢れており、インターネット、スマートフォンなどの普及により、情報を容易に入手できる時代となりました。

 

 

 

しかし、その中には正しい情報もあれば間違っている情報もあり、発信源が匿名であることも多く、情報の信憑性に欠ける時代になったとも言えます。

 

 

そのような状況の中で「言葉」を選択していけなければならない私たちですが、このような時代だからこそ、「言葉」選びに慎重になって、人間関係の中でもお互いの為を思った「言葉」を使っていきたいものです。

 

 



把愛傳出去 / heartspot

他にもたくさん学んだことはありますが、書くと長くなるのでこれで終わりにしようかと思います。

 

 

今までありがとうございました!そして、これからも東北大CARPを宜しくお願いします!



SNC









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