もう8月ですが、ようやくスイカを食べましたスイカ

スイカは大好きな果物なんですよね





大家族でもないので

半玉でも買わなかったし

決してお安いものでもない




今は1人なので

わざわざ買わなくてもいいか…と

キウイなどでデザートを楽しんでいますが

スイカは、食べるたびに

お腹いっぱい、ひとりじめして食べたい…

と思ってしまうのは

子どもの頃の経験からなのかなあと思います




私は4人家族でしたが

家でスイカをいつも食べていた、という思い出は無く

スイカは父の実家(在所と呼んでいたなあ)が

岐阜の山奥で農家をやっていたので

お盆に行った時に

そこで取れたスイカを出してもらいました




父の在所では、水道水ではなく

川の水をパイプで引いて使っていました

飲料水としていたので

それなりに綺麗な水だと言う証明はあったんだと思います




夏はとても冷たくて気持ちの良い水を

バケツにいっぱい溜めて、スイカを丸ごと冷やして

それを広い御座敷のテーブルに新聞を敷いて

父の兄嫁が切ってくれます




しかし、お盆の時期に父のきょうだいを毎日日替わりで接待していたら

在所のおばさんたちも大変なので

父のきょうだいを数組に分けて(8人きょうだい)、

指定された日に泊まりで行ってました




どの家もたいてい2人の子どもがいたので

3組いれば6人のいとこが顔を合わせることになります

在所にもいとこが4人いたので

まあまあな数です




私は年に一度しか会わない、いとこたちと過ごす夏休みが、楽しくて待ち遠しかったです



あ、スイカの話ですが

これだけ子どもがいると

スイカの取り分が少なくなるんですよね…




在所のおばさんも、スイカを丸々一個出すわけでは無く

まあ、お皿に乗るだけでしょう




いとこの中では私は年下の部類だったので

お兄ちゃんやお姉ちゃんを差し置いて

ガツガツ食べるわけにも行かず

様子を見ながら遠慮して

本当はもっと食べたかった…と

毎回思っていたことだけは

はっきり覚えています(意地汚い)えー




一家の主婦になり

スイカを好きなだけ食べられるようになったけど

スイカを切る時いつも子どもの頃の

父の在所でのことを思い出します