脳科学者の茂木健一郎さんのお話によると、

人の個性がのびるか、のびないかは、

ピアプレッシャー(仲間からの圧力)がどのようにかかるかで、

変わるそうです。



個性は、20%が親からの遺伝によるものと、

あとの80%は、

出逢う人からの影響なんだそうです。



これを聞いて、私は、

「親からの影響って意外と少ないんだな」と思いました。


と、同時に、今の自分と照らし合わせてみると、

「そんなもんだわ。

 他者からの影響の方が多く受けてるわビックリマーク

と思いました。



日本は、せっかくの人の個性を

平均値に下げる圧力がかかるようで、

「みんな同じがいい」

「みんなと同じでないといけない」

というような感覚を持ってしまいがちです。



でも、これでは個性がのびることはないですよね。

出る杭は打たれていくのですから。



「個性」は、人とのコミュニケーションにより、

育てられるようで、

一つは、「共感」を得る人からの影響と、

もう一つは、異質な他者と出逢うことで、

脳が鍛えられるのだそうです。



鍛えられるといいのですが、

押しつぶされることの方が多いですよね。


これは、

「自己肯定感」が高いか低いかによるのではないかなと、

私は思います。



自分とは違う人と出逢った場合、

自分の考えを話しても受け入れてくれず、

また、相手の考えには納得できないということを

経験します。


また、自分の考えに自信がないと、

声の大きい人や、権力を持っている人の考えに

従ってしまいますよね。



これもまた、自分の個性は出てこれません汗



イギリスの方では、

ピアプレッシャーが日本とは逆の方向に働くのだそうです。


ちょっとみんなと違う人は、

どんどん違っていく方向に進むのだそうです。


これは、違いを認め合っていけるからですよね。

人を尊重できるからなんだと思います。



みんな個性は持っているのに、

生かされてない場合が多いです。


押しつぶされてはもったいないビックリマーク



子どもの個性をのばすためには、

平均値に下げないように気をつけたり、

伸びる方向を

邪魔しないようにした方が良さそうですね合格


自分のままを大切にラブラブ



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