脳科学者の茂木健一郎さんが

「子育て」の話の中で、

ゲームのことをお話されていたのですが、

「ゲームにはないもの」があるんだそうです。



それは、


『メタ認知』


自分を客観的に見て認知することなんだそうですが、

ゲームをしていると自分を客観的に見れなくなるので、

工夫をして学習することができないのだそうです。



例えば、

自分も含めて「鬼ごっこ」をしていたとします。


鬼になってばかりの子が怒ってしまって

「もうやめる!」と言い出しました。


友達の行動を客観的に見ることができるので、

「鬼になってばかりだからと言って、

怒ってやめるのはどうなのか?」ということが、

子どもでも学習できます。


自分が同じ立場になったとき、

そのことを思い出すかもしれないですよね。

おもしろくないから やめたくなる気持ちはわかるけど、

感情のままに動いてもいいのかどうか‥



自分を客観的に見ることができると、

他者を尊重することもできるようになるようです。


今の子どもたちにはこういうことが足りなくて、

すぐに「キレる」などと言われる行動を起こしてしまうのだと思います。


右脳で感じたまま行動するのではなくて、

どうしたらいいかを左脳で考えるということですね。


自分の考え方や行動を

客観的に把握して認知しておくことは大切なことのようです。



確かに「ゲーム」には

そこの部分は求められないかもしれません。



子どもが 何もわからずに

危険なことをして遊んでいるときは、

周りの人が

「こうなることもあるから危ないよ。」という声かけは、

メタ認知能力を高めるためにはいいそうです。


子どもが自分自身で体験して 認知していくこともあれば、

何がわからないかも わかっていないこともあるので、

「うるさいむかっ」と言われてもいいから、

言ってあげる方が良いかもしれませんね合格